年金記録処理に関する国民の不安に対応し、社会保険庁改革の一環として、年金記録の訂正に伴う増額分の年金支給が時効によって消滅する不利益を解消する必要がある。また、政府管掌年金事業における被保険者等の記録管理に対する国民の信頼を確保するため、記録訂正に係る年金受給権について時効の特例を設け、正確な年金個人情報の整備に関する政府の責務規定を定めるなどの特別な立法措置を講ずることとした。
参照した発言: 第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第25号