保安庁を改組して防衛庁を設置する理由は、現在の国際・国内情勢を踏まえ、日本の平和と独立を守り、国の安全を保つため、自衛力の増強が必要と判断したためである。具体的には、保安隊と警備隊を陸上自衛隊・海上自衛隊に改め、新たに航空自衛隊を設置する。また、外部からの侵略に対する国防を明確に規定し、自衛官等の定員を増加させる。これらの目的を達成するため、保安庁法を改正し、防衛庁設置法及び自衛隊法を制定することとした。
参照した発言:
第19回国会 衆議院 本会議 第19号
総則(第一条) |
防衛庁 |
通則(第二条―第九条) |
内部部局(第十条―第二十条) |
幕僚監部(第二十一条―第二十四条) |
統合幕僚会議(第二十五条―第二十八条) |
部隊及び機関(第二十九条・第三十条) |
附属機関(第三十一条―第三十八条) |
職員(第三十九条―第四十一条) |
国防会議(第四十二条・第四十三条) |
海上保安庁 |
海難審判庁 |
保安庁 |
保安庁法(昭和二十七年法律第二百六十五号) |
防衛庁 |
防衛庁設置法(昭和二十九年法律第百六十四号) |