防衛力整備の一環として、自衛官の定数を7,702人増加させる改正案である。内訳は陸上自衛隊が6,000人で、これにより9,000人規模の師団が4個から7個に増加する。海上自衛隊は1,222人増で、艦船増加や航空関係部隊等の充実を図る。航空自衛隊は480人増で、ナイキ部隊の編成等に充てる。また、海上自衛隊の航空集団に直轄部隊を設置可能とし、予備自衛官を3,000人増員して3万3,000人とする。これらは日米安全保障体制を前提とした最小限度必要な人員整備である。
参照した発言:
第61回国会 衆議院 本会議 第5号