医療法案は、国民医療法改正に伴う新たな医事法規の一環として提案された。主な内容は、病院の規格引き上げ、診療所の患者収容制限、助産所に関する法的規制の整備、総合病院制度の新設、診療所開設の届出制への変更、医療機関整備審議会の設置と公的医療機関の整備、医療広告の厳重な制限などである。特に病院については、20人以上の収容施設を必要とし、施設基準を従来より高度化。また、メディカル・センターとして公的医療機関を開業医にも開放し、医療の普及向上を図ることを企図している。
参照した発言:
第2回国会 衆議院 厚生委員会 第14号