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本データベースについて
(大東亜省廃止ニ伴フ外務部内臨時職員設置制中改正等ノ件)
法令番号: 勅令第四百九十一號
公布年月日: 昭和20年8月26日
法令の形式: 勅令
被改正法
リンク
改正:
朝鮮国在勤警部巡査任用及支給規則
改正:
公使館領事館費用条例
改正:
外交官及領事官官制
改正:
在外公館職員定員令
改正:
領事官職務規則
改正:
(外国在勤ノ外務省警察官ニ関スル件)
改正:
南洋庁官制
改正:
関東局官制
改正:
(貿易ニ関スル事務ニ付大使館商務参事官等ノ指揮監督ニ関スル件)
改正:
北支那開発株式会社及中支那振興株式会社政府出資財産評価委員会官制
廃止:
興亜技術委員会官制
改正:
(関東局ニ在満教務部ヲ設置スル等ノ件)
廃止:
大東亜部内臨時職員設置制
廃止:
大東亜省連絡委員会設置制
廃止:
(大東亜地域ニ在勤スル在外公館ノ身分及職務ニ関スル件)
廃止:
大東亜省調査官等特別任用令
改正:
(現役ニ在ル陸海軍武官ニシテ外務部内ノ文官ニ専任セラレタルモノノ分限等ニ関スル件)
廃止:
大東亜要員錬成委員会官制
改正:
(各庁職員優遇令施行ニ関スル件)
改正:
外務部内臨時職員設置制
廃止:
大東亜錬成院官制
廃止:
(臨時大東亜省ニ顧問ヲ置クノ件)
国立国会図書館『官報』
国立公文書館『御署名原本』
日本法令索引
朕大東亞省廢止ニ伴フ外務部內臨時職員設置制中改正等ノ件ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和二十年八月二十六日
內閣總理大臣 稔彥王
外務大臣兼大東亞大臣 重光葵
勅令第四百九十一號
第一條
外務部內臨時職員設置制中左ノ通改正ス
第一條
臨時外務省所管事務ニ從事セシムル爲外務省ニ左ノ職員ヲ增置ス
參事官 專任四人
書記官 專任一人
調查官 專任九人
事務官 專任七人內一人ヲ勅任ト爲スコトヲ得
理事官 專任六人
編修官 專任二人
技師 專任八人
屬 專任四十二人
技手 專任十七人
前項ノ書記官、事務官、技師又ハ理事官ハ通ジテ五人ヲ限リ之ヲ滿洲開拓靑年義勇隊訓練本部ノ業務ニ從事セシムルコトヲ得
第二條
在外公館ニ於ケル臨時ノ事務ニ從事セシムル爲在外公館ニ左ノ職員ヲ增置ス
大使館參事官 專任三人
大使館一等書記官
大使館二等書記官
大使館三等書記官
公使館一等書記官
公使館二等書記官
公使館三等書記官
專任二十六人
總領事 專任一人
領事 專任十三人
大使館一等通譯官
大使館二等通譯官
公使館一等通譯官
公使館二等通譯官
專任四人
大使館理事官
公使館理事官
專任三人
大使館電信官
公使館電信官
專任二人
副領事 專任三十一人
外交官補
領事官補
專任十七人
外務書記生
外務通譯生
外務電信書記生
專任百二十七人
大使館調查官
公使館調查官
專任六人
大使館技手
公使館技手
專任八人
第二條
外交官及領事官官制中左ノ通改正ス
第四條ノ二第二項中「又ハ大東亞大臣」ヲ削ル
第九條ノ四及第九條ノ八第一項中「大東亞大臣」ヲ「外務大臣」ニ改ム
第十條第三項中「又ハ大東亞省」ヲ削ル
第三條
在外公館職員定員令中左ノ通改正ス
第一條第一項ヲ左ノ如ク改ム
在外公館職員(特命全權大使ヲ除ク)ノ定員左ノ如シ
特命全權公使
大使館參事官
大使館商務參事官
辨理公使
四十二人
大使館一等書記官
大使館二等書記官
大使館三等書記官
大使館商務書記官
公使館一等書記官
公使館二等書記官
公使館三等書記官
公使館商務書記官
百四十六人
總領事
領事
貿易事務官
百四十五人總領事中十一人ハ之ヲ勅任ト爲スコトヲ得
大使館一等通譯官
大使館二等通譯官
公使館一等通譯官
公使館二等通譯官
三十人
大使館理事官
公使館理事官
二十二人
大使館電信官
公使館電信官
十七人
副領事 百二十人
外交官補
領事官補
三十九人
外務書記生
外務通譯生
外務電信書記生
七百八十一人
大使館調查官
公使館調查官
八十四人
大使館技師
公使館技師
六十二人內三人ハ之ヲ勅任ト爲スコトヲ得
大使館技手
公使館技手
九十二人
第二條中「外務部內ニ在リテハ六人、大東亞部內ニ在リテハ五人」ヲ「十一人」ニ改ム
第四條
領事官職務規則中左ノ通改正ス
第一條、第十八條、第十九條、第二十條及第二十三條中「又ハ大東亞大臣」ヲ削ル
第十五條ノ二第二號及第三號、第十六條第一項竝ニ第二十一條中「大東亞大臣」ヲ「外務大臣」ニ改ム
第五條
關東局官制中左ノ通改正ス
第三條、第五條第二項、第八條、第九條竝ニ第十四條第三項及第四項中「大東亞大臣」ヲ「外務大臣」ニ改ム
第六條
南洋廳官制中左ノ通改正ス
第三條中「大東亞大臣」ヲ「外務大臣」ニ、「農商大臣」ヲ「商工大臣」ニ改ム
第五條第二項、第七條及第十一條中「大東亞大臣」ヲ「外務大臣」ニ改ム
第七條
北支那開發株式會社及中支那振興株式會社政府出資財產評價委員會官制中左ノ通改正ス
第一條、第三條、第四條第二項、第五條第一項及第六條第一項中「大東亞大臣」ヲ「外務大臣」ニ改ム
第八條
在外公館費用條例中左ノ通改正ス
第三條但書中「又ハ大東亞省」ヲ削ル
第六條但書、第八條第三項、第九條、第九條ノ二、第十一條第三項、第十一條ノ二第一項、第十一條ノ三、第十二條中「又ハ大東亞大臣」ヲ削ル
第九條
大東亞省警部警部補巡查令中左ノ通改正ス
題名ヲ左ノ如ク改ム
外務省警部警部補巡查令
第一條、第四條第二項、第五條、第六條、第九條第三項、第九條ノ二第二項乃至第四項及第六項竝ニ第十二條中「大東亞大臣」ヲ「外務大臣」ニ改ム
第七條中「大東亞省」ヲ「外務省」ニ、「大東亞次官」ヲ「外務次官」ニ、「大東亞大臣」ヲ「外務大臣」ニ、「大東亞書記官」ヲ「外務書記官」ニ、「大東亞省警視又ハ大東亞省警部」ヲ「外務省警視又ハ外務省警部」ニ、「大東亞省高等官」ヲ「外務省高等官」ニ改ム
第十條
大正五年勅令第百九十六號中左ノ通改正ス
第一條中「大東亞省」ヲ「外務省」ニ改ム
第五條第二項中「大東亞大臣」ヲ「外務大臣」ニ改ム
第十一條
昭和十二年勅令第三百二十六號中左ノ通改正ス
「大東亞地域外ニ在勤スル」ヲ削リ「大東亞大臣」ヲ「商工大臣」ニ改ム
第十二條
昭和十五年勅令第二百六十八號中左ノ通改正ス
第十三條中「大東亞大臣」ヲ「外務大臣」ニ改ム
第十三條
昭和十七年勅令第七百二十二號中左ノ通改正ス
「大東亞部內」ヲ「外務部內」ニ改メ
「
大東亞省各局長
大東亞省參事官
大東亞省調查官
」
ヲ削ル
第十四條
昭和十八年勅令第百三十八號中左ノ通改正ス
第一條第三項中「又ハ大東亞大臣」ヲ削ル
第五條第一項第十五號中「大東亞省警部警部補巡查令」ヲ「外務省警部警部補巡查令」ニ改ム
第八條中「大東亞大臣」ヲ「外務大臣」ニ改ム
第十五條
左ニ揭グル勅令ハ之ヲ廢止ス
大東亞部內臨時職員設置制
大東亞鍊成院官制
大東亞省連絡委員會官制
大東亞要員鍊成委員會官制
大東亞技術委員會官制
大東亞省調查官等特別任用令
昭和十七年勅令第七百十三號
昭和十九年勅令第二百五十二號
附 則
本令ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス
本令施行ノ際現ニ大東亞省ノ警視、警部、警部補又ハ巡查ノ職ニ在ル者別ニ辭令ヲ發セラレザルトキハ各外務省ノ警視、警部、警部補又ハ巡查ニ同官等等級及俸給ヲ以テ任ゼラレタルモノトス但シ文官任用ニ關スル規定ノ適用ヲ妨ゲズ
本令施行ノ際現ニ外務省ノ警視、警部、警部補又ハ巡查ニシテ休職中ノモノ別ニ辭令ヲ發セラレザルトキハ休職ノ儘前項ノ例ニ依リ外務省ノ響視、警部、警部補又ハ巡查ニ同官等等級及俸給ヲ以テ任ゼラレタルモノトス
大東亞鍊成院ノ廢止ニ際シ必要ナル事項ハ外務大臣之ヲ定ム
本令施行ノ際現ニ大東亞鍊成院官制第二條ニ揭グル官ニ在ル者ニ付テハ昭和二十年九月三十日迄其ノ官ヲ置カレタルモノトシ其ノ官等及俸給ハ從前ノ例ニ依ル但シ其ノ者ガ引續キ其ノ官ニ在官スル間ニ限ル
前項ノ者ニ對スル本屬長官ノ職務ハ外務大臣之ヲ行フ
朕大東亜省廃止ニ伴フ外務部内臨時職員設置制中改正等ノ件ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和二十年八月二十六日
内閣総理大臣 稔彦王
外務大臣兼大東亜大臣 重光葵
勅令第四百九十一号
第一条
外務部内臨時職員設置制中左ノ通改正ス
第一条
臨時外務省所管事務ニ従事セシムル為外務省ニ左ノ職員ヲ増置ス
参事官 専任四人
書記官 専任一人
調査官 専任九人
事務官 専任七人内一人ヲ勅任ト為スコトヲ得
理事官 専任六人
編修官 専任二人
技師 専任八人
属 専任四十二人
技手 専任十七人
前項ノ書記官、事務官、技師又ハ理事官ハ通ジテ五人ヲ限リ之ヲ満洲開拓青年義勇隊訓練本部ノ業務ニ従事セシムルコトヲ得
第二条
在外公館ニ於ケル臨時ノ事務ニ従事セシムル為在外公館ニ左ノ職員ヲ増置ス
大使館参事官 専任三人
大使館一等書記官
大使館二等書記官
大使館三等書記官
公使館一等書記官
公使館二等書記官
公使館三等書記官
専任二十六人
総領事 専任一人
領事 専任十三人
大使館一等通訳官
大使館二等通訳官
公使館一等通訳官
公使館二等通訳官
専任四人
大使館理事官
公使館理事官
専任三人
大使館電信官
公使館電信官
専任二人
副領事 専任三十一人
外交官補
領事官補
専任十七人
外務書記生
外務通訳生
外務電信書記生
専任百二十七人
大使館調査官
公使館調査官
専任六人
大使館技手
公使館技手
専任八人
第二条
外交官及領事官官制中左ノ通改正ス
第四条ノ二第二項中「又ハ大東亜大臣」ヲ削ル
第九条ノ四及第九条ノ八第一項中「大東亜大臣」ヲ「外務大臣」ニ改ム
第十条第三項中「又ハ大東亜省」ヲ削ル
第三条
在外公館職員定員令中左ノ通改正ス
第一条第一項ヲ左ノ如ク改ム
在外公館職員(特命全権大使ヲ除ク)ノ定員左ノ如シ
特命全権公使
大使館参事官
大使館商務参事官
弁理公使
四十二人
大使館一等書記官
大使館二等書記官
大使館三等書記官
大使館商務書記官
公使館一等書記官
公使館二等書記官
公使館三等書記官
公使館商務書記官
百四十六人
総領事
領事
貿易事務官
百四十五人総領事中十一人ハ之ヲ勅任ト為スコトヲ得
大使館一等通訳官
大使館二等通訳官
公使館一等通訳官
公使館二等通訳官
三十人
大使館理事官
公使館理事官
二十二人
大使館電信官
公使館電信官
十七人
副領事 百二十人
外交官補
領事官補
三十九人
外務書記生
外務通訳生
外務電信書記生
七百八十一人
大使館調査官
公使館調査官
八十四人
大使館技師
公使館技師
六十二人内三人ハ之ヲ勅任ト為スコトヲ得
大使館技手
公使館技手
九十二人
第二条中「外務部内ニ在リテハ六人、大東亜部内ニ在リテハ五人」ヲ「十一人」ニ改ム
第四条
領事官職務規則中左ノ通改正ス
第一条、第十八条、第十九条、第二十条及第二十三条中「又ハ大東亜大臣」ヲ削ル
第十五条ノ二第二号及第三号、第十六条第一項並ニ第二十一条中「大東亜大臣」ヲ「外務大臣」ニ改ム
第五条
関東局官制中左ノ通改正ス
第三条、第五条第二項、第八条、第九条並ニ第十四条第三項及第四項中「大東亜大臣」ヲ「外務大臣」ニ改ム
第六条
南洋庁官制中左ノ通改正ス
第三条中「大東亜大臣」ヲ「外務大臣」ニ、「農商大臣」ヲ「商工大臣」ニ改ム
第五条第二項、第七条及第十一条中「大東亜大臣」ヲ「外務大臣」ニ改ム
第七条
北支那開発株式会社及中支那振興株式会社政府出資財産評価委員会官制中左ノ通改正ス
第一条、第三条、第四条第二項、第五条第一項及第六条第一項中「大東亜大臣」ヲ「外務大臣」ニ改ム
第八条
在外公館費用条例中左ノ通改正ス
第三条但書中「又ハ大東亜省」ヲ削ル
第六条但書、第八条第三項、第九条、第九条ノ二、第十一条第三項、第十一条ノ二第一項、第十一条ノ三、第十二条中「又ハ大東亜大臣」ヲ削ル
第九条
大東亜省警部警部補巡査令中左ノ通改正ス
題名ヲ左ノ如ク改ム
外務省警部警部補巡査令
第一条、第四条第二項、第五条、第六条、第九条第三項、第九条ノ二第二項乃至第四項及第六項並ニ第十二条中「大東亜大臣」ヲ「外務大臣」ニ改ム
第七条中「大東亜省」ヲ「外務省」ニ、「大東亜次官」ヲ「外務次官」ニ、「大東亜大臣」ヲ「外務大臣」ニ、「大東亜書記官」ヲ「外務書記官」ニ、「大東亜省警視又ハ大東亜省警部」ヲ「外務省警視又ハ外務省警部」ニ、「大東亜省高等官」ヲ「外務省高等官」ニ改ム
第十条
大正五年勅令第百九十六号中左ノ通改正ス
第一条中「大東亜省」ヲ「外務省」ニ改ム
第五条第二項中「大東亜大臣」ヲ「外務大臣」ニ改ム
第十一条
昭和十二年勅令第三百二十六号中左ノ通改正ス
「大東亜地域外ニ在勤スル」ヲ削リ「大東亜大臣」ヲ「商工大臣」ニ改ム
第十二条
昭和十五年勅令第二百六十八号中左ノ通改正ス
第十三条中「大東亜大臣」ヲ「外務大臣」ニ改ム
第十三条
昭和十七年勅令第七百二十二号中左ノ通改正ス
「大東亜部内」ヲ「外務部内」ニ改メ
「
大東亜省各局長
大東亜省参事官
大東亜省調査官
」
ヲ削ル
第十四条
昭和十八年勅令第百三十八号中左ノ通改正ス
第一条第三項中「又ハ大東亜大臣」ヲ削ル
第五条第一項第十五号中「大東亜省警部警部補巡査令」ヲ「外務省警部警部補巡査令」ニ改ム
第八条中「大東亜大臣」ヲ「外務大臣」ニ改ム
第十五条
左ニ掲グル勅令ハ之ヲ廃止ス
大東亜部内臨時職員設置制
大東亜錬成院官制
大東亜省連絡委員会官制
大東亜要員錬成委員会官制
大東亜技術委員会官制
大東亜省調査官等特別任用令
昭和十七年勅令第七百十三号
昭和十九年勅令第二百五十二号
附 則
本令ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス
本令施行ノ際現ニ大東亜省ノ警視、警部、警部補又ハ巡査ノ職ニ在ル者別ニ辞令ヲ発セラレザルトキハ各外務省ノ警視、警部、警部補又ハ巡査ニ同官等等級及俸給ヲ以テ任ゼラレタルモノトス但シ文官任用ニ関スル規定ノ適用ヲ妨ゲズ
本令施行ノ際現ニ外務省ノ警視、警部、警部補又ハ巡査ニシテ休職中ノモノ別ニ辞令ヲ発セラレザルトキハ休職ノ儘前項ノ例ニ依リ外務省ノ響視、警部、警部補又ハ巡査ニ同官等等級及俸給ヲ以テ任ゼラレタルモノトス
大東亜錬成院ノ廃止ニ際シ必要ナル事項ハ外務大臣之ヲ定ム
本令施行ノ際現ニ大東亜錬成院官制第二条ニ掲グル官ニ在ル者ニ付テハ昭和二十年九月三十日迄其ノ官ヲ置カレタルモノトシ其ノ官等及俸給ハ従前ノ例ニ依ル但シ其ノ者ガ引続キ其ノ官ニ在官スル間ニ限ル
前項ノ者ニ対スル本属長官ノ職務ハ外務大臣之ヲ行フ
本文
詳細・沿革