第七條 產業組合ハ七人以上ニ非サレハ之ヲ設立スルコトヲ得ス
第八條 組合ノ設立者ハ定款ヲ作リ之ヲ主タル事務所所在地ノ地方長官ニ差出シ設立ノ許可ヲ請フヘシ
第九條 定款ニハ本法ニ規定アルモノヲ除クノ外左ノ事項ヲ記載シ設立者之ニ署名捺印スヘシ
十二 存立時期又ハ解散ノ事由ヲ定メタルトキハ其ノ時期又ハ事由
信用組合ノ區域ハ市町村ノ區域以內ニ於テ之ヲ定メ定款中ニ記載スヘシ但シ特別ノ事由アルトキハ地方長官ノ認可ヲ得テ此ノ區域ニ依ラサルコトヲ得
第十條 產業組合ハ其ノ組合員ノ數ヲ限定スルコトヲ得ス
第十二條 組合カ其ノ設立ノ許可ヲ受ケタルトキハ遲滯ナク各組合員ヲシテ第一囘ノ拂込ヲ爲サシムヘシ
第十三條 前條ノ拂込アリタルトキハ二週間內ニ各事務所ノ所在地ニ於テ設立ノ登記ヲ爲スヘシ
第十四條 登記スヘキ事項左ノ如シ
一 第九條第一號乃至第五號及第十二號ニ揭ケタル事項
前項ニ揭ケタル事項中ニ變更ヲ生シタルトキハ二週間內ニ其ノ登記ヲ爲スヘシ登記前ニ在リテハ其ノ變更ヲ以テ第三者ニ對抗スルコトヲ得ス
第十五條 組合ハ其ノ設立ノ登記ノ申請ト共ニ組合員名簿ヲ其ノ主タル事務所所在地ノ裁判所ニ差出スヘシ
第十四條第二項ノ規定ハ組合員名簿ノ記載ニ之ヲ準用ス
裁判所ニ差出シタル組合員名簿ハ之ヲ登記簿ノ一部ト看做シ其ノ記載ハ之ヲ登記ト看做ス
第十六條 民法第四十五條第二項、第三項、第四十七條及第四十八條ノ規定ハ產業組合ニ之ヲ準用ス但シ同規定中一週間トアルヲ二週間トス