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(蚕糸業組合法中改正法律)
法令番号: 法律第十號
公布年月日: 昭和11年5月26日
法令の形式: 法律
被改正法
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改正:
産業組合法
改正:
蚕糸業組合法
国立国会図書館『官報』
国立公文書館『御署名原本』
日本法令索引
朕帝國議會ノ協贊ヲ經タル蠶絲業組合法中改正法律ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十一年五月二十五日
內閣總理大臣 廣田弘毅
農林大臣 島田俊雄
法律第十號
蠶絲業組合法中左ノ通改正ス
第十八條
養蠶業組合ハ其ノ地區內ニ於ケル左ニ揭グル者ヲ以テ其ノ組合員トス
一
養蠶實行組合
二
養蠶實行組合ノ組合員ニ非ザル養蠶者ニシテ命令ヲ以テ規定スルモノ
第十九條第三項ヲ左ノ如ク改ム
養蠶實行組合ノ地區ハ部落其ノ他之ニ準ズル區域ニ依ル但シ特別ノ事由アルトキハ此ノ區域ニ依ラザルコトヲ得
第二十二條ヲ削リ第二十一條ヲ第二十二條トシ同條第一項ヲ左ノ如ク改メ第二十條ヲ第二十一條トス
養蠶實行組合ヲ設立セントスルトキハ其ノ地區內ノ養蠶者七人以上設立者ト爲リ規約ヲ作成シ行政官廳ノ認可ヲ受クベシ
第二十條
養蠶實行組合ハ其ノ目的ヲ達スル爲左ノ事業ヲ行フ
一
組合員ノ養蠶業ニ必要ナル物ノ共同購入、共同設備ノ設置其ノ他組合員ノ養蠶業ニ關スル共同施設
二
組合員ノ生產シタル繭ノ處理ニ關スル施設
三
組合員ノ養蠶業ノ統制ニ關スル施設
四
組合員ノ養蠶業ニ關スル共濟及備荒施設
五
組合員ノ養蠶業ニ關スル指導、硏究及調査
六
前各號ニ揭グルモノノ外組合ノ目的ヲ達スルニ必要ナル施設
第二十三條第二項ヲ左ノ如ク改ム
登記スベキ事項左ノ如シ
一
前條第二項第一號乃至第四號及第十一號ニ揭グル事項
二
設立認可ノ年月日
三
理事及監事ノ氏名及住所
第二十五條ノ二
組合員タル資格ヲ有スル者養蠶實行組合ニ加入セントスルトキハ組合ハ正當ノ理由ナクシテ加入ニ困難ナル條件ヲ附シ又ハ其ノ加入ヲ拒ムコトヲ得ズ
第二十五條ノ三
養蠶實行組合ノ分合ニ關シ必要ナル事項ハ勅令ヲ以テ之ヲ定ム
第二十五條ノ四
養蠶實行組合ハ左ノ事由ニ因リテ解散ス
一
規約ニ定メタル事由ノ發生
二
總會ノ決議
三
組合ノ合併
四
組合ノ分割
五
組合員ガ七人未滿ニ減ジタルトキ
六
組合ノ破產
七
行政官廳ノ處分
第二十六條
民法第三十八條、第四十四條第一項、第四十七條、第四十八條、第五十條、第五十一條、第五十二條第二項、第五十三條乃至第五十五條、第五十九條乃至第六十六條、第六十九條、第七十條及第七十二條乃至第八十二條、非訟事件手續法第三十五條第二項、第三十六條、第三十七條ノ二、第百十七條、第百十九條乃至第百二十二條、第百三十六條乃至第百三十八條、第百四十二條、第百四十三條、第百四十七條乃至第百五十條ノ二、第百五十一條乃至第百五十一條ノ四、第百五十一條ノ六乃至第百五十七條及第百七十五條乃至第百七十七條竝ニ產業組合法第二十五條、第三十四條ノ二、第三十五條、第四十八條ノ二、第六十條第一項(淸算ニ關スル規定ヲ除ク)、第六十條ノ二、第六十一條(淸算ニ關スル規定ヲ除ク)及第六十五條(合併ニ關スル規定ヲ除ク)ノ規定ハ養蠶實行組合ニ之ヲ準用ス但シ民法第四十八條及第七十七條中一週間トアルハ之ヲ二週間トス
第二十七條
養蠶業組合ヲ設立セントスルトキハ命令ノ定ムル所ニ依リ其ノ地區內ノ第十八條第一號及第二號ニ揭グル者ノ各ノ三分ノ二以上ノ同意ヲ得テ創立總會ヲ開キ定款ヲ議定シ役員ヲ選任シ收支豫算及經費ノ分賦收入方法ヲ議決シ行政官廳ノ認可ヲ受クベシ但シ其ノ地區內ノ養蠶者ノ過半數ガ養蠶實行組合ノ組合員タル場合ニ於テハ設立ノ同意ハ養蠶實行組合ノ三分ノ二以上ノ同意ヲ以テ足ル
前項ノ創立總會ノ決議ニ關シ必要ナル事項ハ命令ヲ以テ之ヲ定ム
第三十條第一項中「農會、產業組合又ハ產業組合聯合會」ヲ「法人」ニ改ム
第三十一條第一項中「養蠶實行組合」ヲ「組合員タル資格ヲ有スル者」ニ改ム
第三十二條第二項中「總組合員」ヲ「議員」ニ改メ同條ニ左ノ一項ヲ加フ
養蠶業組合ノ議員ノ選任及解任ニ關シ必要ナル事項ハ命令ヲ以テ之ヲ定ム
第三十四條第二項中「組合員ハ總組合員」ヲ「議員ハ總議員」ニ、同條第四項中「組合員」ヲ「議員」ニ改ム
第三十六條第一項中「組合員」ヲ「議員」ニ、同條第二項中「養蠶實行組合ノ三分ノ二以上ノ同意」ヲ「組合員タル資格ヲ有スル者又ハ組合員ノ第二十七條第一項ノ規定ニ準ズル同意」ニ改ム
第三十七條中「組合員」ヲ「議員」ニ改ム
第三十八條第三項中「所屬ノ養蠶實行組合ノ組合員」ヲ「議員」ニ改ム
第四十一條第一項第一號ヲ左ノ如ク改ム
一
本法ニ依ル報吿若ハ屆出ヲ爲サズ又ハ檢査ヲ拒ミ其ノ他行政官廳ノ命令又ハ處分ニ從ハザルトキ
第四十四條ノ二
蠶種業組合ニ總會ヲ置ク
總會ハ總組合員ヲ以テ之ヲ組織ス
第四十四條ノ三
蠶種業組合ハ命令及定款ノ定ムル所ニ依リ組合員ノ選擧シタル總代ヲ以テ組織スル總代會ヲ以テ總會ニ代フルコトヲ得
總會ニ關スル規定ハ命令ニ別段ノ規定アル場合ヲ除クノ外總代會ニ之ヲ準用ス
第四十五條中「第二十九條及第三十一條」ヲ「第三十一條及第三十三條」ニ改ム
第五十一條中「及第三十一條乃至第四十條」ヲ「、第三十一條、第三十三條乃至第四十條及第四十四條ノ二」ニ改メ同條ニ左ノ一項ヲ加フ
第三十條及第四十四條ノ三ノ規定ハ製絲業組合ニ之ヲ準用ス
第五十六條中「及第三十一條乃至第四十條」ヲ「、第三十一條、第三十三條乃至第四十條及第四十四條ノ二」ニ改ム
第六十二條第三項中「產業組合製絲組合」ノ下ニ「及製絲ヲ爲シ又ハ製絲工場ヲ有スル產業組合又ハ產業組合聯合會ニシテ命令ヲ以テ規定スルモノ」ヲ加フ
第六十五條第三項中「會員タル蠶絲業組合又ハ道府縣養蠶業組合聯合會」ヲ「會員」ニ改ム
第六十八條ニ左ノ一項ヲ加フ
第三十條ノ規定ハ第五十七條第一號及第二號ノ蠶絲業組合聯合會ニ之ヲ準用ス
附 則
本法施行ノ期日ハ勅令ヲ以テ之ヲ定ム
本法施行ノ際現ニ存スル養蠶實行組合ハ本法施行ノ日ヨリ之ヲ本法ニ依リ設立シタルモノト看做ス但シ第三項ノ規定ニ依ル認可ヲ受クル迄ハ仍從前ノ規定ニ依ル
前項ノ組合ハ本法施行ノ日ヨリ二年以內ニ命令ノ定ムル所ニ依リ行政官廳ノ認可ヲ受クベシ
第二項ノ組合ハ前項ノ認可ヲ受ケタルトキハ二週間以內ニ主タル事務所ノ所在地ニ於テ其ノ認可ノ年月日、監事ノ氏名及住所竝ニ第二十二條第二項第三號及第十一號ニ揭グル事項ノ登記ヲ爲スベシ
第二項ノ組合ニシテ第三項ノ期間內ニ同項ノ規定ニ依ル認可ヲ受ケザルモノハ其ノ期間滿了ノ日ニ於テ解散ス
本法施行ノ際現ニ存スル養蠶業組合ハ本法施行ノ日ヨリ二年ヲ限リ其ノ構成者、總會及役員ニ關シ第十八條、第三十二條第二項第三項、第三十四條第二項第四項、第三十六條、第三十七條及第三十八條第三項ノ改正規定ニ依ラズ仍從前ノ規定ニ依ル但シ命令ノ定ムル所ニ依リ行政官廳ノ認可ヲ受ケタルトキハ此ノ限ニ在ラズ
前項ノ組合同項但書ノ規定ニ依ル認可ヲ受ケタルトキハ其ノ地區內ニ於ケル第十八條第二號ニ揭グル者ハ當然其ノ組合員ト爲ル
第六項ノ組合ニシテ同項ノ期間內ニ同項但書ノ規定ニ依ル認可ヲ受ケザルモノハ其ノ期間滿了ノ日ニ於テ解散ス
產業組合法第十條ノ三ニ左ノ二項ヲ加フ
農事實行組合ヲ設立スルニハ其ノ地區內ノ農業者七人以上設立者ト爲リ規約ヲ作成スルコトヲ要ス
農事實行組合ハ其ノ設立ノ日ヨリ二週間內ニ規約、役員ノ氏名及住所竝ニ設立ノ年月日ヲ具シ行政官廳ニ之ヲ屆出ツベシ屆出デタル事項ニ變更アリタルトキ亦同ジ
產業組合法第十條ノ四ヲ左ノ如ク改ム
第十條ノ四
蠶絲業組合法第二十一條、第二十二條第二項、第二十三條乃至第二十五條、第二十六條及第四十一條、民法第四十四條第二項、第五十二條第一項、第五十六條乃至第五十八條及第六十八條竝ニ非訟事件手續法第三十五條第一項ノ規定ハ農事實行組合ニ之ヲ準用ス但シ蠶絲業組合法第二十三條第二項第一號中第一號乃至第四號及第十一號トアルハ之ヲ第一號、第二號及第四號トシ同項第二號中設立認可トアルハ之ヲ設立トシ同項第三號中理事及監事トアルハ之ヲ理事トシ同法第二十六條ノ規定ニ依リ準用スル民法第三十八條第二項及第四十七條、產業組合法竝ニ非訟事件手續法第百五十條ノ二ノ規定ヲ除ク
朕帝国議会ノ協賛ヲ経タル蚕糸業組合法中改正法律ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十一年五月二十五日
内閣総理大臣 広田弘毅
農林大臣 島田俊雄
法律第十号
蚕糸業組合法中左ノ通改正ス
第十八条
養蚕業組合ハ其ノ地区内ニ於ケル左ニ掲グル者ヲ以テ其ノ組合員トス
一
養蚕実行組合
二
養蚕実行組合ノ組合員ニ非ザル養蚕者ニシテ命令ヲ以テ規定スルモノ
第十九条第三項ヲ左ノ如ク改ム
養蚕実行組合ノ地区ハ部落其ノ他之ニ準ズル区域ニ依ル但シ特別ノ事由アルトキハ此ノ区域ニ依ラザルコトヲ得
第二十二条ヲ削リ第二十一条ヲ第二十二条トシ同条第一項ヲ左ノ如ク改メ第二十条ヲ第二十一条トス
養蚕実行組合ヲ設立セントスルトキハ其ノ地区内ノ養蚕者七人以上設立者ト為リ規約ヲ作成シ行政官庁ノ認可ヲ受クベシ
第二十条
養蚕実行組合ハ其ノ目的ヲ達スル為左ノ事業ヲ行フ
一
組合員ノ養蚕業ニ必要ナル物ノ共同購入、共同設備ノ設置其ノ他組合員ノ養蚕業ニ関スル共同施設
二
組合員ノ生産シタル繭ノ処理ニ関スル施設
三
組合員ノ養蚕業ノ統制ニ関スル施設
四
組合員ノ養蚕業ニ関スル共済及備荒施設
五
組合員ノ養蚕業ニ関スル指導、研究及調査
六
前各号ニ掲グルモノノ外組合ノ目的ヲ達スルニ必要ナル施設
第二十三条第二項ヲ左ノ如ク改ム
登記スベキ事項左ノ如シ
一
前条第二項第一号乃至第四号及第十一号ニ掲グル事項
二
設立認可ノ年月日
三
理事及監事ノ氏名及住所
第二十五条ノ二
組合員タル資格ヲ有スル者養蚕実行組合ニ加入セントスルトキハ組合ハ正当ノ理由ナクシテ加入ニ困難ナル条件ヲ附シ又ハ其ノ加入ヲ拒ムコトヲ得ズ
第二十五条ノ三
養蚕実行組合ノ分合ニ関シ必要ナル事項ハ勅令ヲ以テ之ヲ定ム
第二十五条ノ四
養蚕実行組合ハ左ノ事由ニ因リテ解散ス
一
規約ニ定メタル事由ノ発生
二
総会ノ決議
三
組合ノ合併
四
組合ノ分割
五
組合員ガ七人未満ニ減ジタルトキ
六
組合ノ破産
七
行政官庁ノ処分
第二十六条
民法第三十八条、第四十四条第一項、第四十七条、第四十八条、第五十条、第五十一条、第五十二条第二項、第五十三条乃至第五十五条、第五十九条乃至第六十六条、第六十九条、第七十条及第七十二条乃至第八十二条、非訟事件手続法第三十五条第二項、第三十六条、第三十七条ノ二、第百十七条、第百十九条乃至第百二十二条、第百三十六条乃至第百三十八条、第百四十二条、第百四十三条、第百四十七条乃至第百五十条ノ二、第百五十一条乃至第百五十一条ノ四、第百五十一条ノ六乃至第百五十七条及第百七十五条乃至第百七十七条並ニ産業組合法第二十五条、第三十四条ノ二、第三十五条、第四十八条ノ二、第六十条第一項(清算ニ関スル規定ヲ除ク)、第六十条ノ二、第六十一条(清算ニ関スル規定ヲ除ク)及第六十五条(合併ニ関スル規定ヲ除ク)ノ規定ハ養蚕実行組合ニ之ヲ準用ス但シ民法第四十八条及第七十七条中一週間トアルハ之ヲ二週間トス
第二十七条
養蚕業組合ヲ設立セントスルトキハ命令ノ定ムル所ニ依リ其ノ地区内ノ第十八条第一号及第二号ニ掲グル者ノ各ノ三分ノ二以上ノ同意ヲ得テ創立総会ヲ開キ定款ヲ議定シ役員ヲ選任シ収支予算及経費ノ分賦収入方法ヲ議決シ行政官庁ノ認可ヲ受クベシ但シ其ノ地区内ノ養蚕者ノ過半数ガ養蚕実行組合ノ組合員タル場合ニ於テハ設立ノ同意ハ養蚕実行組合ノ三分ノ二以上ノ同意ヲ以テ足ル
前項ノ創立総会ノ決議ニ関シ必要ナル事項ハ命令ヲ以テ之ヲ定ム
第三十条第一項中「農会、産業組合又ハ産業組合連合会」ヲ「法人」ニ改ム
第三十一条第一項中「養蚕実行組合」ヲ「組合員タル資格ヲ有スル者」ニ改ム
第三十二条第二項中「総組合員」ヲ「議員」ニ改メ同条ニ左ノ一項ヲ加フ
養蚕業組合ノ議員ノ選任及解任ニ関シ必要ナル事項ハ命令ヲ以テ之ヲ定ム
第三十四条第二項中「組合員ハ総組合員」ヲ「議員ハ総議員」ニ、同条第四項中「組合員」ヲ「議員」ニ改ム
第三十六条第一項中「組合員」ヲ「議員」ニ、同条第二項中「養蚕実行組合ノ三分ノ二以上ノ同意」ヲ「組合員タル資格ヲ有スル者又ハ組合員ノ第二十七条第一項ノ規定ニ準ズル同意」ニ改ム
第三十七条中「組合員」ヲ「議員」ニ改ム
第三十八条第三項中「所属ノ養蚕実行組合ノ組合員」ヲ「議員」ニ改ム
第四十一条第一項第一号ヲ左ノ如ク改ム
一
本法ニ依ル報告若ハ届出ヲ為サズ又ハ検査ヲ拒ミ其ノ他行政官庁ノ命令又ハ処分ニ従ハザルトキ
第四十四条ノ二
蚕種業組合ニ総会ヲ置ク
総会ハ総組合員ヲ以テ之ヲ組織ス
第四十四条ノ三
蚕種業組合ハ命令及定款ノ定ムル所ニ依リ組合員ノ選挙シタル総代ヲ以テ組織スル総代会ヲ以テ総会ニ代フルコトヲ得
総会ニ関スル規定ハ命令ニ別段ノ規定アル場合ヲ除クノ外総代会ニ之ヲ準用ス
第四十五条中「第二十九条及第三十一条」ヲ「第三十一条及第三十三条」ニ改ム
第五十一条中「及第三十一条乃至第四十条」ヲ「、第三十一条、第三十三条乃至第四十条及第四十四条ノ二」ニ改メ同条ニ左ノ一項ヲ加フ
第三十条及第四十四条ノ三ノ規定ハ製糸業組合ニ之ヲ準用ス
第五十六条中「及第三十一条乃至第四十条」ヲ「、第三十一条、第三十三条乃至第四十条及第四十四条ノ二」ニ改ム
第六十二条第三項中「産業組合製糸組合」ノ下ニ「及製糸ヲ為シ又ハ製糸工場ヲ有スル産業組合又ハ産業組合連合会ニシテ命令ヲ以テ規定スルモノ」ヲ加フ
第六十五条第三項中「会員タル蚕糸業組合又ハ道府県養蚕業組合連合会」ヲ「会員」ニ改ム
第六十八条ニ左ノ一項ヲ加フ
第三十条ノ規定ハ第五十七条第一号及第二号ノ蚕糸業組合連合会ニ之ヲ準用ス
附 則
本法施行ノ期日ハ勅令ヲ以テ之ヲ定ム
本法施行ノ際現ニ存スル養蚕実行組合ハ本法施行ノ日ヨリ之ヲ本法ニ依リ設立シタルモノト看做ス但シ第三項ノ規定ニ依ル認可ヲ受クル迄ハ仍従前ノ規定ニ依ル
前項ノ組合ハ本法施行ノ日ヨリ二年以内ニ命令ノ定ムル所ニ依リ行政官庁ノ認可ヲ受クベシ
第二項ノ組合ハ前項ノ認可ヲ受ケタルトキハ二週間以内ニ主タル事務所ノ所在地ニ於テ其ノ認可ノ年月日、監事ノ氏名及住所並ニ第二十二条第二項第三号及第十一号ニ掲グル事項ノ登記ヲ為スベシ
第二項ノ組合ニシテ第三項ノ期間内ニ同項ノ規定ニ依ル認可ヲ受ケザルモノハ其ノ期間満了ノ日ニ於テ解散ス
本法施行ノ際現ニ存スル養蚕業組合ハ本法施行ノ日ヨリ二年ヲ限リ其ノ構成者、総会及役員ニ関シ第十八条、第三十二条第二項第三項、第三十四条第二項第四項、第三十六条、第三十七条及第三十八条第三項ノ改正規定ニ依ラズ仍従前ノ規定ニ依ル但シ命令ノ定ムル所ニ依リ行政官庁ノ認可ヲ受ケタルトキハ此ノ限ニ在ラズ
前項ノ組合同項但書ノ規定ニ依ル認可ヲ受ケタルトキハ其ノ地区内ニ於ケル第十八条第二号ニ掲グル者ハ当然其ノ組合員ト為ル
第六項ノ組合ニシテ同項ノ期間内ニ同項但書ノ規定ニ依ル認可ヲ受ケザルモノハ其ノ期間満了ノ日ニ於テ解散ス
産業組合法第十条ノ三ニ左ノ二項ヲ加フ
農事実行組合ヲ設立スルニハ其ノ地区内ノ農業者七人以上設立者ト為リ規約ヲ作成スルコトヲ要ス
農事実行組合ハ其ノ設立ノ日ヨリ二週間内ニ規約、役員ノ氏名及住所並ニ設立ノ年月日ヲ具シ行政官庁ニ之ヲ届出ツベシ届出デタル事項ニ変更アリタルトキ亦同ジ
産業組合法第十条ノ四ヲ左ノ如ク改ム
第十条ノ四
蚕糸業組合法第二十一条、第二十二条第二項、第二十三条乃至第二十五条、第二十六条及第四十一条、民法第四十四条第二項、第五十二条第一項、第五十六条乃至第五十八条及第六十八条並ニ非訟事件手続法第三十五条第一項ノ規定ハ農事実行組合ニ之ヲ準用ス但シ蚕糸業組合法第二十三条第二項第一号中第一号乃至第四号及第十一号トアルハ之ヲ第一号、第二号及第四号トシ同項第二号中設立認可トアルハ之ヲ設立トシ同項第三号中理事及監事トアルハ之ヲ理事トシ同法第二十六条ノ規定ニ依リ準用スル民法第三十八条第二項及第四十七条、産業組合法並ニ非訟事件手続法第百五十条ノ二ノ規定ヲ除ク
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