日本研究のための歴史情報
法令データベース
本データベースについて
(樺太ニ於ケル気象、通信、海軍、航空及陸運関係事務ノ文部省、逓信省又ハ鉄道省ヘノ移管ニ伴フ軍用電気通信法施行令外十五勅令中改正等ノ件)
法令番号: 勅令第三百五十一號
公布年月日: 昭和18年3月31日
法令の形式: 勅令
被改正法
リンク
改正:
(郵便官署ヲシテ年金、恩給ノ支給等事務ヲ取扱ハシムルノ件)
改正:
銃砲火薬類取締法施行規則
廃止:
(樺太庁鉄道職員服制)
改正:
(郵便電信電話等ニ関スル料金ノ徴収嘱託ノ件)
改正:
(樺太庁及所属官署職員ノ宿舎料ニ関スル件)
改正:
勤勉手当給与令
改正:
(船舶法ノ一部ヲ樺太ニ施行スルノ件)
改正:
(軌道法及軌道ノ抵当ニ関スル法律(明四二法二八)ヲ樺太ニ施行スルノ件)
改正:
(朝鮮総督府郵便所通信手等ニ関スル件)
改正:
(国有財産法ヲ樺太ニ施行スルノ件)
改正:
航空法施行令
改正:
防空法樺太施行令
改正:
大日本航空株式会社法施行令
改正:
軍用電気通信法施行令
改正:
(台湾及南洋群島ニ於ケル簡易生命保険及郵便年金ノ事務取扱ニ関スル件)
改正:
労働技術統計調査令
廃止:
樺太庁鉄道及樺太庁逓信共済組合令
改正:
(朝鮮総督府鉄道局、台湾総督府交通局及樺太庁鉄道事務所ノ軍事輸送等ニ関スル件)
国立国会図書館『官報』
国立公文書館『御署名原本』
日本法令索引
朕樺太ニ於ケル氣象、通信、海事、航空及陸運關係事務ノ文部省、遞信省又ハ鐵道省ヘノ移管ニ伴フ軍用電氣通信法施行令外十五勅令中改正等ノ件ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十八年三月三十日
內閣總理大臣兼陸軍大臣 東條英機
文部大臣 橋田邦彦
遞信大臣 寺島健
大藏大臣 賀屋興宣
鐵道大臣 八田嘉明
內務大臣 湯澤三千男
勅令第三百五十一號
第一條
軍用電氣通信法施行令中左ノ通改正ス
第一條中「、臺灣總督又ハ樺太廳長官」ヲ「又ハ臺灣總督」ニ改ム
第四條中「、臺灣總督及樺太廳長官」ヲ「及臺灣總督」ニ改ム
第八條第一項中「、樺太ニ在リテハ樺太廳長官」ヲ削ル
第二條
明治四十三年勅令第二十五號中左ノ通改正ス
第一項中「、樺太廳」ヲ削ル
第三條
大正五年勅令第二百號中左ノ通改正ス
第一項中「樺太、」ヲ削ル
第四條
昭和十年勅令第三百五號中左ノ通改正ス
第一項中「、臺灣總督府交通局官制第十一條ノ規定ニ依リ臺灣總督ノ特ニ指定スル郵便局及樺太廳通信官署官制第十二條第一項但書ノ規定ニ依リ樺太廳長官ノ特ニ指定スル郵便局」ヲ「及臺灣總督府交通局官制第十一條ノ規定ニ依リ臺灣總督ノ特ニ指定スル郵便局」ニ改ム
第二項中「、臺灣總督府交通局官制第十一條ノ規定ニ依リ臺灣總督ノ特ニ指定スル郵便局又ハ樺太廳通信官署官制第十二條第一項但書ノ規定ニ依リ樺太廳長官ノ特ニ指定スル郵便局」ヲ「又ハ臺灣總督府交通局官制第十一條ノ規定ニ依リ臺灣總督ノ特ニ指定スル郵便局」ニ、「、臺灣總督又ハ樺太廳長官」ヲ「又ハ臺灣總督」ニ改ム
第三項中「、臺灣總督又ハ樺太廳長官」ヲ「又ハ臺灣總督」ニ改ム
第五條
昭和十六年勅令第三百二十二號中左ノ通改正ス
第一條第一項中「、樺太廳長官」及同條第二項中「、樺太廳」ヲ削ル
第三條中「及樺太廳長官」ヲ削ル
第六條
大正十三年勅令第九十三號中左ノ通改正ス
但書ヲ削ル
第七條
航空法施行令中左ノ通改正ス
第二條中「、樺太ニ在リテハ樺太廳公報」ヲ削ル
第八條
大日本航空株式會社法施行令中左ノ通改正ス
第二條第四項中「樺太ニ在リテハ樺太廳長官、」ヲ削ル
第九條
樺太廳鐵道及樺太廳遞信共濟組合令ハ之ヲ廢止ス
第十條
勤勉手當給與令中左ノ通改正ス
第一條中第十四號及第十五號ヲ削リ第十六號ヲ第十四號トシ第十七號ヲ第十五號トス
第三條中「樺太ニ在リテハ樺太廳長官、」ヲ削ル
第十一條
銃砲火藥類取締法施行規則中左ノ通改正ス
第五十二條中「、遞信大臣、鐵道大臣」ヲ削ル
第十二條
防空法樺太施行令中左ノ通改正ス
第二條中「又ハ地方長官」ヲ削リ同條ニ左ノ一項ヲ加フ
防空法第十一條第一項中行政官廳トアルハ遞信大臣、鐵道大臣、樺太廳長官、遞信局長、鐵道局長、防空法施行令第七條ノ陸海軍司令官(以下陸海軍司令官ト稱ス)トス
第四條第一項及第二項ヲ左ノ如ク改ム
防空法施行令第一條第三項、第一條ノ二第二項、第十六條ノ三、第十六條ノ四第一號、第十六條ノ五第一號、第十六條ノ六第二項及第十六條ノ七ノ規定ハ之ヲ適用セズ
同令中主務大臣、內務大臣又ハ鑛山監督局長トアルハ樺太廳長官トシ全國又ハ數道府縣、道府縣トアルハ樺太トシ陸軍大臣又ハ海軍大臣トアルハ陸海軍司令官トス
同令第十六條ノ四第三號中遞信大臣トアリ同令第十六條ノ六第一項中遞信局長トアルハ電氣工作物ノ防空ノ實施ニ付テハ各樺太廳長官トシ同令第十六條ノ五第二號中遞信大臣トアルハ電氣ニ關スル事業又ハ施設ニ付テハ樺太廳長官トス
第十三條
勞働技術統計調査令中左ノ通改正ス
第十八條中「北海道廳」ノ下ニ「及樺太廳」ヲ、「北海道廳長官」ノ下ニ「及樺太廳長官」ヲ、「北海道支廳長」ノ下ニ「樺太廳支廳長」ヲ加フ
第二十條乃至第二十二條中「、樺太」及「、樺太廳長官」ヲ削ル
第十四條
大正七年勅令第百九十三號中左ノ通改正ス
第一項中「其ノ所屬官署ノ職員」ノ下ニ「竝ニ樺太ニ在勤スル氣象官署、遞信省所屬官署及鐵道省所屬官署ノ職員」ヲ加フ
第二項中「樺太廳長官」ノ下ニ「、文部大臣、遞信大臣又ハ鐵道大臣」ヲ加フ
第十五條
昭和十二年勅令第百號中左ノ通改正ス
第三條第一項但書中「大學資金」ノ下ニ「、通信事業特別會計又ハ帝國鐵道會計」ヲ加フ
第十六條
樺太廳鐵道職員服制ハ之ヲ廢止ス
第十七條
昭和六年勅令第二百三十七號中左ノ通改正ス
但書ヲ削ル
第十八條
昭和十七年勅令第六百十六號中左ノ通改正ス
第一條中「朝鮮總督府鐵道局長、臺灣總督府交通局總長及樺太廳鐵道事務所長」ヲ「樺太鐵道局長、朝鮮總督府鐵道局長及臺灣總督府交通局總長」ニ改ム
第二條中「朝鮮總督、臺灣總督又ハ樺太廳長官ニ對シ朝鮮總督府鐵道局、臺灣總督府交通局又ハ樺太廳鐵道事務所」ヲ「樺太鐵道局長、朝鮮總督又ハ臺灣總督ニ對シ樺太鐵道局、朝鮮總督府鐵道局又ハ臺灣總督府交通局」ニ、「當該局所外」ヲ「當該局外」ニ改ム
附 則
本令ハ昭和十八年四月一日ヨリ之ヲ施行ス
大正六年勅令第二百十五號ノ適用ニ付テハ樺太廳通信官署官制第十二條第一項但書ノ規定ニ依リ樺太廳長官ニ於テ特ニ指定スル郵便局ノ事務員トシテノ在勤ハ通信官署官制第十六條第一項但書ノ規定ニ依リ遞信大臣ノ特ニ指定スル郵便局ノ事務員トシテノ在勤ト看做ス
朕樺太ニ於ケル気象、通信、海事、航空及陸運関係事務ノ文部省、逓信省又ハ鉄道省ヘノ移管ニ伴フ軍用電気通信法施行令外十五勅令中改正等ノ件ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十八年三月三十日
内閣総理大臣兼陸軍大臣 東条英機
文部大臣 橋田邦彦
逓信大臣 寺島健
大蔵大臣 賀屋興宣
鉄道大臣 八田嘉明
内務大臣 湯沢三千男
勅令第三百五十一号
第一条
軍用電気通信法施行令中左ノ通改正ス
第一条中「、台湾総督又ハ樺太庁長官」ヲ「又ハ台湾総督」ニ改ム
第四条中「、台湾総督及樺太庁長官」ヲ「及台湾総督」ニ改ム
第八条第一項中「、樺太ニ在リテハ樺太庁長官」ヲ削ル
第二条
明治四十三年勅令第二十五号中左ノ通改正ス
第一項中「、樺太庁」ヲ削ル
第三条
大正五年勅令第二百号中左ノ通改正ス
第一項中「樺太、」ヲ削ル
第四条
昭和十年勅令第三百五号中左ノ通改正ス
第一項中「、台湾総督府交通局官制第十一条ノ規定ニ依リ台湾総督ノ特ニ指定スル郵便局及樺太庁通信官署官制第十二条第一項但書ノ規定ニ依リ樺太庁長官ノ特ニ指定スル郵便局」ヲ「及台湾総督府交通局官制第十一条ノ規定ニ依リ台湾総督ノ特ニ指定スル郵便局」ニ改ム
第二項中「、台湾総督府交通局官制第十一条ノ規定ニ依リ台湾総督ノ特ニ指定スル郵便局又ハ樺太庁通信官署官制第十二条第一項但書ノ規定ニ依リ樺太庁長官ノ特ニ指定スル郵便局」ヲ「又ハ台湾総督府交通局官制第十一条ノ規定ニ依リ台湾総督ノ特ニ指定スル郵便局」ニ、「、台湾総督又ハ樺太庁長官」ヲ「又ハ台湾総督」ニ改ム
第三項中「、台湾総督又ハ樺太庁長官」ヲ「又ハ台湾総督」ニ改ム
第五条
昭和十六年勅令第三百二十二号中左ノ通改正ス
第一条第一項中「、樺太庁長官」及同条第二項中「、樺太庁」ヲ削ル
第三条中「及樺太庁長官」ヲ削ル
第六条
大正十三年勅令第九十三号中左ノ通改正ス
但書ヲ削ル
第七条
航空法施行令中左ノ通改正ス
第二条中「、樺太ニ在リテハ樺太庁公報」ヲ削ル
第八条
大日本航空株式会社法施行令中左ノ通改正ス
第二条第四項中「樺太ニ在リテハ樺太庁長官、」ヲ削ル
第九条
樺太庁鉄道及樺太庁逓信共済組合令ハ之ヲ廃止ス
第十条
勤勉手当給与令中左ノ通改正ス
第一条中第十四号及第十五号ヲ削リ第十六号ヲ第十四号トシ第十七号ヲ第十五号トス
第三条中「樺太ニ在リテハ樺太庁長官、」ヲ削ル
第十一条
銃砲火薬類取締法施行規則中左ノ通改正ス
第五十二条中「、逓信大臣、鉄道大臣」ヲ削ル
第十二条
防空法樺太施行令中左ノ通改正ス
第二条中「又ハ地方長官」ヲ削リ同条ニ左ノ一項ヲ加フ
防空法第十一条第一項中行政官庁トアルハ逓信大臣、鉄道大臣、樺太庁長官、逓信局長、鉄道局長、防空法施行令第七条ノ陸海軍司令官(以下陸海軍司令官ト称ス)トス
第四条第一項及第二項ヲ左ノ如ク改ム
防空法施行令第一条第三項、第一条ノ二第二項、第十六条ノ三、第十六条ノ四第一号、第十六条ノ五第一号、第十六条ノ六第二項及第十六条ノ七ノ規定ハ之ヲ適用セズ
同令中主務大臣、内務大臣又ハ鉱山監督局長トアルハ樺太庁長官トシ全国又ハ数道府県、道府県トアルハ樺太トシ陸軍大臣又ハ海軍大臣トアルハ陸海軍司令官トス
同令第十六条ノ四第三号中逓信大臣トアリ同令第十六条ノ六第一項中逓信局長トアルハ電気工作物ノ防空ノ実施ニ付テハ各樺太庁長官トシ同令第十六条ノ五第二号中逓信大臣トアルハ電気ニ関スル事業又ハ施設ニ付テハ樺太庁長官トス
第十三条
労働技術統計調査令中左ノ通改正ス
第十八条中「北海道庁」ノ下ニ「及樺太庁」ヲ、「北海道庁長官」ノ下ニ「及樺太庁長官」ヲ、「北海道支庁長」ノ下ニ「樺太庁支庁長」ヲ加フ
第二十条乃至第二十二条中「、樺太」及「、樺太庁長官」ヲ削ル
第十四条
大正七年勅令第百九十三号中左ノ通改正ス
第一項中「其ノ所属官署ノ職員」ノ下ニ「並ニ樺太ニ在勤スル気象官署、逓信省所属官署及鉄道省所属官署ノ職員」ヲ加フ
第二項中「樺太庁長官」ノ下ニ「、文部大臣、逓信大臣又ハ鉄道大臣」ヲ加フ
第十五条
昭和十二年勅令第百号中左ノ通改正ス
第三条第一項但書中「大学資金」ノ下ニ「、通信事業特別会計又ハ帝国鉄道会計」ヲ加フ
第十六条
樺太庁鉄道職員服制ハ之ヲ廃止ス
第十七条
昭和六年勅令第二百三十七号中左ノ通改正ス
但書ヲ削ル
第十八条
昭和十七年勅令第六百十六号中左ノ通改正ス
第一条中「朝鮮総督府鉄道局長、台湾総督府交通局総長及樺太庁鉄道事務所長」ヲ「樺太鉄道局長、朝鮮総督府鉄道局長及台湾総督府交通局総長」ニ改ム
第二条中「朝鮮総督、台湾総督又ハ樺太庁長官ニ対シ朝鮮総督府鉄道局、台湾総督府交通局又ハ樺太庁鉄道事務所」ヲ「樺太鉄道局長、朝鮮総督又ハ台湾総督ニ対シ樺太鉄道局、朝鮮総督府鉄道局又ハ台湾総督府交通局」ニ、「当該局所外」ヲ「当該局外」ニ改ム
附 則
本令ハ昭和十八年四月一日ヨリ之ヲ施行ス
大正六年勅令第二百十五号ノ適用ニ付テハ樺太庁通信官署官制第十二条第一項但書ノ規定ニ依リ樺太庁長官ニ於テ特ニ指定スル郵便局ノ事務員トシテノ在勤ハ通信官署官制第十六条第一項但書ノ規定ニ依リ逓信大臣ノ特ニ指定スル郵便局ノ事務員トシテノ在勤ト看做ス
本文
詳細・沿革