(樺太庁鉄道職員服制)
法令番号: 勅令第百三十八號
公布年月日: 大正5年5月18日
法令の形式: 勅令
朕樺太廳鐵道職員服制ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
大正五年五月十七日
內閣總理大臣 伯爵 大隈重信
內務大臣 法學博士 一木喜德郞
勅令第百三十八號
樺太廳鐵道職員服制別表ノ通定ム
附 則
本令ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス但シ本令施行ノ日ヨリ三月內ニ限リ此ノ制服ヲ用井サルコトヲ得
(別表)
服制表
奏任官
判任官
上衣
地質
黑又ハ濃紺羅紗但シ夏期ハ黑又ハ紺セルジヲ用ウルコトヲ得
同上
製式
立襟一行五箇鈕釦長ジャケット樣式圖ノ如シ
同上
領章
徑六分金色金屬製櫻花ニレール橫斷面形ヲ表シタルモノ各一箇ヲ左右ニ附ス樣式圖ノ如シ
同上 但シ銀色トス
袖章
幅一寸及幅五分ノ黑線各一條ヲ半面ニ附ス線間二分樣式圖ノ如シ
幅五分及幅三分ノ黑線二條ヲ附ス他ハ同上
鈕釦
徑六分圓形金色梨地金屬櫻花ニレール橫斷面形ノ押出模樣ヲ表ス樣式圖ノ如シ
同上
地質
上衣ニ同シ
同上
製式
普通長袴樣式圖ノ如シ但シ冬期長靴又ハ防寒靴ヲ穿ツトキハ短袴ヲ用ウルコトヲ得
同上
地質
黑又ハ濃紺羅紗
同上
製式
圓形ニシテ黑革製前庇及幅四分ノ黑色支革ヲ附シ支革ノ兩端ハ帽ノ兩側ニ於テ徑四分ノ金色釦(釦模樣ハ上衣鈕釦ニ同シ)各一箇ヲ以テ止メ帽ノ周圍ニハ幅一寸二分ノ七子毛緣ヲ纏フ樣式圖ノ如シ
帽ノ周圍ニハ幅六分ノ七子毛緣一條ヲ下端ニ纏フ他ハ同上
徽章
縱一寸三分橫一寸八分モール製金色櫻葉ヲ以テ抱合セ中央ニ金色櫻花ニレール橫斷面形ヲ表シタルモノ一箇ヲ附ス樣式圖ノ如シ
同上
外套
甲種
地質
上衣ニ同シ
同上
製式
折襟胸二重鈕釦ハ二行トシ各六箇ヲ附ス後面ハ裾ヲ割キ腰部ニ帶緖ヲ附シ之ニ七箇ノ鈕釦ヲ附ス樣式圖ノ如シ但シ冬期ハ防寒襟ヲ裝著スルコトヲ得
同上
鈕釦
上衣ニ同シ
同上
袖章
金色櫻花章(上衣ノ領章ニ同シ)二箇ヲ附ス樣式圖ノ如シ
櫻花章一箇ヲ附ス他ハ同上
乙種
地質
黑若ハ濃紺羅紗又ハ防水布
同上
製式
折襟隱鈕釦長膝ノ隱ルルヲ度トス樣式圖ノ如シ冬期ハ防寒襟ヲ裝著スルコトヲ得
同上
雨覆
地質
乙種外套ニ同シ
同上
製式
圖ノ如シ
同上
朕樺太庁鉄道職員服制ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
大正五年五月十七日
内閣総理大臣 伯爵 大隈重信
内務大臣 法学博士 一木喜徳郎
勅令第百三十八号
樺太庁鉄道職員服制別表ノ通定ム
附 則
本令ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス但シ本令施行ノ日ヨリ三月内ニ限リ此ノ制服ヲ用井サルコトヲ得
(別表)
服制表
奏任官
判任官
上衣
地質
黒又ハ濃紺羅紗但シ夏期ハ黒又ハ紺セルジヲ用ウルコトヲ得
同上
製式
立襟一行五箇鈕釦長ジャケット様式図ノ如シ
同上
領章
径六分金色金属製桜花ニレール横断面形ヲ表シタルモノ各一箇ヲ左右ニ附ス様式図ノ如シ
同上 但シ銀色トス
袖章
幅一寸及幅五分ノ黒線各一条ヲ半面ニ附ス線間二分様式図ノ如シ
幅五分及幅三分ノ黒線二条ヲ附ス他ハ同上
鈕釦
径六分円形金色梨地金属桜花ニレール横断面形ノ押出模様ヲ表ス様式図ノ如シ
同上
地質
上衣ニ同シ
同上
製式
普通長袴様式図ノ如シ但シ冬期長靴又ハ防寒靴ヲ穿ツトキハ短袴ヲ用ウルコトヲ得
同上
地質
黒又ハ濃紺羅紗
同上
製式
円形ニシテ黒革製前庇及幅四分ノ黒色支革ヲ附シ支革ノ両端ハ帽ノ両側ニ於テ径四分ノ金色釦(釦模様ハ上衣鈕釦ニ同シ)各一箇ヲ以テ止メ帽ノ周囲ニハ幅一寸二分ノ七子毛縁ヲ纏フ様式図ノ如シ
帽ノ周囲ニハ幅六分ノ七子毛縁一条ヲ下端ニ纏フ他ハ同上
徽章
縦一寸三分横一寸八分モール製金色桜葉ヲ以テ抱合セ中央ニ金色桜花ニレール横断面形ヲ表シタルモノ一箇ヲ附ス様式図ノ如シ
同上
外套
甲種
地質
上衣ニ同シ
同上
製式
折襟胸二重鈕釦ハ二行トシ各六箇ヲ附ス後面ハ裾ヲ割キ腰部ニ帯緒ヲ附シ之ニ七箇ノ鈕釦ヲ附ス様式図ノ如シ但シ冬期ハ防寒襟ヲ装著スルコトヲ得
同上
鈕釦
上衣ニ同シ
同上
袖章
金色桜花章(上衣ノ領章ニ同シ)二箇ヲ附ス様式図ノ如シ
桜花章一箇ヲ附ス他ハ同上
乙種
地質
黒若ハ濃紺羅紗又ハ防水布
同上
製式
折襟隠鈕釦長膝ノ隠ルルヲ度トス様式図ノ如シ冬期ハ防寒襟ヲ装著スルコトヲ得
同上
雨覆
地質
乙種外套ニ同シ
同上
製式
図ノ如シ
同上