我が国の林業及び木材産業は、林産物の供給や森林の公益的機能の発揮など重要な役割を果たしているが、近年は国産材価格の低迷や経営コストの増大、製品輸入の増加により厳しい状況にある。特に林業生産活動の停滞、森林整備水準の低下、林業労働者の減少、森林組合等の経営の脆弱化が課題となっている。このため、林業経営の安定と林業労働力の確保を図ることが急務である。充実しつつある国内森林資源を適切に供給できる体制を整備するため、林業経営基盤の強化、林業労働力の確保の促進、森林所有者等から木材製造業者への木材の安定供給確保に関する措置を総合的に講ずることとし、本法案を提出するものである。
参照した発言:
第136回国会 衆議院 本会議 第14号
総則(第一条・第二条) |
基本方針及び基本計画(第三条・第四条) |
事業主の改善措置(第五条―第十条) |
林業労働力確保支援センター(第十一条―第二十九条) |
雇用管理者等(第三十条・第三十一条) |
罰則(第三十二条―第三十五条) |