工業生産の急速な拡大に伴い、工業用水の需要が急増する中、主要工業地帯での用水供給が逼迫し、工業発展の阻害要因となっている。河川水の確保が困難となり、地下水も汲み上げ限界に達している状況で、今後は工業用水道事業が用水供給の中心となる。しかし、この事業には法的根拠がなく、従来の体制では不十分である。そこで、工業用水道事業の適正かつ合理的な運営を図るため、事業開始の届出・許可制、供給規程の設定義務、給水の安定性確保、国による資金援助等の措置を定めた本法案を提出する。
参照した発言:
第28回国会 衆議院 商工委員会 第14号
総則(第一条・第二条) |
事業(第三条―第十条) |
施設(第十一条―第十五条) |
供給(第十六条―第二十条) |
雑則(第二十一条―第二十六条) |
罰則(第二十七条―第三十一条) |