内務省解体に伴い、従来内務省が所管していた選挙事務を掌理するため、政党推薦者で構成される独立機関として全国選挙管理委員会を設置する。本委員会は選挙、投票、国民調査、政党、政治結管理し、選挙の公正を図る。また政党法案で検討されていた政党管理委員会に代わり、政党に関する事務も担当する。行政機関としての性質から内閣総理大臣の所轄とするが、独立性を保持する。委員会は9名の委員で構成され、各党派の政治的実勢を反映した推薦に基づき国会の議決により指名される。
参照した発言:
第1回国会 衆議院 本会議 第70号