朕行政整理實施ノ爲ニスル大藏省官制中改正等ノ件ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和二十一年二月一日
內閣總理大臣 男爵 幣原喜重郞
大藏大臣 子爵 澁澤敬三
勅令第六十九號
第一條 大藏省官制中左ノ通改正ス
第二條第一號ヲ左ノ如ク改ム
一 所管行政ニ關スル綜合計畫ノ設定其ノ他重要政策ノ綜合調整ニ關スル事項
同條中第二號ヲ削リ第三號ヲ第二號トシ第四號ヲ第三號トス
第三條 大藏省ニ左ノ四局ヲ置ク
主計局
主稅局
理財局
銀行局
第四條ニ左ノ一號ヲ加フ
十二 東京都北海道地方費府縣市町村及公共組合ノ財務ノ監督ニ關スル事項但シ諸收入ニ關スルモノヲ除ク
第五條第十二號中「財務ノ監督」ヲ「諸收入」ニ改メ同條第十三號及第十四號ヲ削ル
第六條 理財局ニ於テハ左ノ事務ヲ掌ル
一 綜合資金計畫ノ設定ニ關スル事項
二 國庫金ノ出納、管理及運用ニ關スル事項
三 貨幣ニ關スル事項
四 國債ニ關スル事項
五 保管金及政府ノ所有又ハ保管ニ係ル有價證券ニ關スル事項
六 國內資金ノ運用調整ニ關スル事項
七 取引所、有價證券引受業其ノ他證券ニ關スル事項
八 會社經理ニ關スル事項
九 對外決濟ニ關スル事項
十 通貨ノ換算率ニ關スル事項
十一 在外資金其ノ他在外財產ニ關スル事項
十二 前三號ニ揭グルモノノ外外國爲替ノ管理ニ關スル事項但シ貨物ノ輸出爲替ノ處分、貨物ノ輸入爲替及輸入信用狀ノ取得(外國爲替銀行ノ爲ス處分及取得ヲ除ク)ニ關スルモノ竝ニ外國爲替ヲ取組マズシテ爲ス貨物ノ輸出及輸入ノ取締ニ關スルモノヲ除ク
十三 前各號ニ揭グルモノノ外一般金融ニ關スル事項
十四 內外財政經濟ノ調查及資料整備ニ關スル事項
十五 賠償ニ關スル事項
第七條 銀行局ニ於テハ左ノ事務ヲ掌ル
一 預金部預金ノ管理竝ニ預金部資金ノ運用及經理ニ關スル事項
二 銀行、信託、保險及無盡ニ關スル事項
三 市街地信用組合、地方農業會、信用組合、庶民金庫、恩給金庫、農林中央金庫、商工組合中央金庫其ノ他金融機關ニ關スル事項
四 國民貯蓄ニ關スル事項
五 浮動購買力發生防止等ノ爲ニスル特殊決濟制度ニ關スル事項
六 臨時資金調整法第十條ノ十二ニ規定スル證票ニ關スル事項
七 社債等ノ登錄ニ關スル事項
八 紙幣類似證券ニ關スル事項
第八條 國有財產ノ總轄及整理、雜種財產ノ管理處分竝ニ政府出資ニ關スル事務ヲ掌ラシムル爲大藏省ニ國有財產部ヲ置ク
國有財產部ニ部長一人ヲ置ク
部長ハ勅任トス大藏大臣ノ命ヲ承ケ部務ヲ掌理ス
第九條乃至第十六條ヲ削ル
第十七條第一項中「大藏書記官ハ專任二十二人」ヲ「大藏書記官ハ專任十四人」ニ改メ同條第二項ヲ削リ同條ヲ第九條トス
第十八條第一項中「事務官專任二十四人及理事官專任十一人」ヲ「事務官專任二十人及理事官專任九人」ニ改メ同條第三項ヲ削リ同條ヲ第十條トス
第十九條ヲ削ル
第二十條第一項中「技師專任十三人」ヲ「技師專任八人」ニ改メ同條ヲ第十一條トス
第二十一條第一項中「大藏屬ハ專任二百八十八人」ヲ「大藏屬ハ專任二百二十五人」ニ改メ同條第二項ヲ削リ同條ヲ第十二條トス
第二十二條ヲ削ル
第二十三條第一項中「技手專任二十一人」ヲ「技手專任十人」ニ改メ同條ヲ第十三條トス
第二十四條乃至第二十六條ヲ削ル
第二條 大藏部內臨時職員設置制中左ノ通改正ス
第一條第一項中
書記官 專任十二人
事務官 三十四人
書記官 專任十一人
事務官 專任二十六人
ニ、
監督官 專任十四人
貯蓄奬勵官 專任五人 奏任
技師 專任四人
屬 專任二百六十七人
監督官補 專任二十二人
技手 專任十二人
技師 專任五人
屬 專任百二十七人
技手 專任二人
ニ改メ同條第四項ヲ削ル
第二條 臨時財政經濟處理ニ關スル事務ニ從事セシムル爲財務局ニ左ノ職員ヲ增置ス
事務官 專任百六十一人
技師 專任四十六人
屬 專任六百五十六人
技手 專任九十人
第三條及第四條ヲ削ル
第三條 造幣局官制中左ノ通改正ス
第二條 造幣局ニ左ノ職員ヲ置ク
局長 勅任
書記官 專任二人 奏任
事務官 專任六人 奏任
技師 專任十七人 奏任內一人ヲ勅任ト爲スコトヲ得
醫官 專任六人 奏任
屬 專任四十七人 判任
技手 專任七十七人 判任
調劑手 專任二人 判任
第三條ノ二中「理事、」ヲ削ル
第七條ヲ削リ第七條ノ二ヲ第七條トス
第九條第一項中「理事、」ヲ削ル
第四條 印刷局官制中左ノ通改正ス
第二條 印刷局ニ左ノ職員ヲ置ク
局長 勅任
理事 專任一人 勅任
書記官 專任二人 奏任
事務官 專任七人 奏任
技師 專任二十三人 奏任內一人ヲ勅任ト爲スコトヲ得
醫官 專任十一人 奏任
調劑官 專任一人 奏任
屬 專任百十五人 判任
技手 專任百七十四人 判任
醫官補 專任九人 判任
調劑官補 專任六人 判任
前項ノ職員ノ外印刷局ニ印刷敎務員三人以內ヲ置ク判任官ノ待遇トス
第三條ノ三ヲ削ル
第五條 專賣局官制中左ノ通改正ス
第四條 專賣局ニ左ノ職員ヲ置ク
長官 勅任
部長 二人 勅任
理事 專任六人 勅任
書記官 專任十七人 奏任
事務官 專任六十八人 奏任
技師 專任八十七人 奏任內一人ヲ勅任ト爲スコトヲ得
醫官 專任二十二人 奏任內一人ヲ勅任ト爲スコトヲ得
調劑官 專任一人 奏任
屬 專任二千百二十四人 判任
技手 專任八百三十七人 判任
醫官補 專任八人 判任
調劑官補 專任十七人 判任
看護婦長 專任二人 判任
前項ノ職員ノ外專賣局ニ專賣敎務員三人以內ヲ置ク判任官ノ待遇トス
第六條第一項中「又ハ書記官」ヲ「、書記官又ハ技師」ニ改ム
別表中東京地方專賣局ノ項ヲ左ノ如ク改ム
【表】
同表中名古屋地方專賣局及大阪地方專賣局ノ項ヲ左ノ如ク改ム
【表】
同表中「長崎縣」、「福岡縣」、「大分縣」、「佐賀縣」及「鹿兒島縣」ヲ削リ「熊本」ヲ「鹿兒島」ニ改ム
同表中高松地方專賣局ノ項ノ次ニ左ノ如ク加フ
【表】
第六條 財務局官制中左ノ通改正ス
第一條ノ二第一項中「六部」ヲ「七部」ニ改メ「理財部」ノ次ニ「國有財產部」ヲ加フ
第三條 財務局ニ通ジテ左ノ職員ヲ置ク
局長 八人 勅任
部長 專任五十五人 奏任
事務官 專任八十人 奏任
技師 專任十二人 奏任
屬 專任七百六十七人 判任
技手 專任七十六人 判任
第八條中「書記官及」ヲ削ル
第八條ノ二及第十條ノ二ヲ削ル
第十二條第一項中「支局」ヲ「管財支所」ニ、同條第二項中「支局長ハ書記官又ハ事務官」ヲ「管財支所長ハ事務官又ハ技師」ニ改ム
第七條 稅務署官制中左ノ通改正ス
第二條中「司稅官 專任三百六十六人」ヲ「司稅官 專任三百三十九人」ニ、「屬 專任一萬五百四十四人」ヲ「屬 專任八千六百八人」ニ改ム
第八條 稅務講習所官制中左ノ通改正ス
第二條中「敎授 專任七人」ヲ「敎授 專任六人」ニ改ム
第九條 高等官官等俸給令中左ノ通改正ス
第八條中「大藏省物價部長」ヲ「大藏省各部長」ニ改メ「海外駐箚財務官」、「印刷局技監」、「造弊局理事」及「財務局部長」ヲ削ル
第十四條中「大藏省監督官」、「財務局書記官」及「財務局監督官」ヲ削ル
第十五條中「大藏省貯蓄奬勵官」ヲ削ル
別表第一表大藏省ノ部中「物價部長」ヲ「各部長」ニ改メ海外駐箚財務官ノ項、造幣局理事ノ項、印刷局技監ノ項及財務局部長ノ項ヲ削ル
第十條 大正二年勅令第二百六十二號中左ノ通改正ス
第二條中「大藏省貯蓄奬勵官」ヲ削ル
第十一條 左ニ揭グル勅令ハ之ヲ廢止ス
明治四十三年勅令第二百三十八號
昭和十八年勅令第四百八十三號
昭和十九年勅令第二百七十七號
附 則
本令ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス
本令施行ノ際現ニ從前ノ大藏省官制第十七條第二項若ハ第十八條第三項又ハ第二十六條ノ規定ニ依リ海外ニ駐在シ又ハ在外帝國大公使館附ヲ命ゼラレタル大藏書記官又ハ大藏事務官ニ付テハ其ノ者ノ歸朝スルニ至ル迄ノ間此等ノ規定及明治四十三年勅令第二百三十八號ハ本令施行後ト雖モ仍其ノ效力ヲ有ス
朕行政整理実施ノ為ニスル大蔵省官制中改正等ノ件ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和二十一年二月一日
内閣総理大臣 男爵 幣原喜重郎
大蔵大臣 子爵 渋沢敬三
勅令第六十九号
第一条 大蔵省官制中左ノ通改正ス
第二条第一号ヲ左ノ如ク改ム
一 所管行政ニ関スル綜合計画ノ設定其ノ他重要政策ノ綜合調整ニ関スル事項
同条中第二号ヲ削リ第三号ヲ第二号トシ第四号ヲ第三号トス
第三条 大蔵省ニ左ノ四局ヲ置ク
主計局
主税局
理財局
銀行局
第四条ニ左ノ一号ヲ加フ
十二 東京都北海道地方費府県市町村及公共組合ノ財務ノ監督ニ関スル事項但シ諸収入ニ関スルモノヲ除ク
第五条第十二号中「財務ノ監督」ヲ「諸収入」ニ改メ同条第十三号及第十四号ヲ削ル
第六条 理財局ニ於テハ左ノ事務ヲ掌ル
一 綜合資金計画ノ設定ニ関スル事項
二 国庫金ノ出納、管理及運用ニ関スル事項
三 貨幣ニ関スル事項
四 国債ニ関スル事項
五 保管金及政府ノ所有又ハ保管ニ係ル有価証券ニ関スル事項
六 国内資金ノ運用調整ニ関スル事項
七 取引所、有価証券引受業其ノ他証券ニ関スル事項
八 会社経理ニ関スル事項
九 対外決済ニ関スル事項
十 通貨ノ換算率ニ関スル事項
十一 在外資金其ノ他在外財産ニ関スル事項
十二 前三号ニ掲グルモノノ外外国為替ノ管理ニ関スル事項但シ貨物ノ輸出為替ノ処分、貨物ノ輸入為替及輸入信用状ノ取得(外国為替銀行ノ為ス処分及取得ヲ除ク)ニ関スルモノ並ニ外国為替ヲ取組マズシテ為ス貨物ノ輸出及輸入ノ取締ニ関スルモノヲ除ク
十三 前各号ニ掲グルモノノ外一般金融ニ関スル事項
十四 内外財政経済ノ調査及資料整備ニ関スル事項
十五 賠償ニ関スル事項
第七条 銀行局ニ於テハ左ノ事務ヲ掌ル
一 預金部預金ノ管理並ニ預金部資金ノ運用及経理ニ関スル事項
二 銀行、信託、保険及無尽ニ関スル事項
三 市街地信用組合、地方農業会、信用組合、庶民金庫、恩給金庫、農林中央金庫、商工組合中央金庫其ノ他金融機関ニ関スル事項
四 国民貯蓄ニ関スル事項
五 浮動購買力発生防止等ノ為ニスル特殊決済制度ニ関スル事項
六 臨時資金調整法第十条ノ十二ニ規定スル証票ニ関スル事項
七 社債等ノ登録ニ関スル事項
八 紙幣類似証券ニ関スル事項
第八条 国有財産ノ総轄及整理、雑種財産ノ管理処分並ニ政府出資ニ関スル事務ヲ掌ラシムル為大蔵省ニ国有財産部ヲ置ク
国有財産部ニ部長一人ヲ置ク
部長ハ勅任トス大蔵大臣ノ命ヲ承ケ部務ヲ掌理ス
第九条乃至第十六条ヲ削ル
第十七条第一項中「大蔵書記官ハ専任二十二人」ヲ「大蔵書記官ハ専任十四人」ニ改メ同条第二項ヲ削リ同条ヲ第九条トス
第十八条第一項中「事務官専任二十四人及理事官専任十一人」ヲ「事務官専任二十人及理事官専任九人」ニ改メ同条第三項ヲ削リ同条ヲ第十条トス
第十九条ヲ削ル
第二十条第一項中「技師専任十三人」ヲ「技師専任八人」ニ改メ同条ヲ第十一条トス
第二十一条第一項中「大蔵属ハ専任二百八十八人」ヲ「大蔵属ハ専任二百二十五人」ニ改メ同条第二項ヲ削リ同条ヲ第十二条トス
第二十二条ヲ削ル
第二十三条第一項中「技手専任二十一人」ヲ「技手専任十人」ニ改メ同条ヲ第十三条トス
第二十四条乃至第二十六条ヲ削ル
第二条 大蔵部内臨時職員設置制中左ノ通改正ス
第一条第一項中
書記官 専任十二人
事務官 三十四人
書記官 専任十一人
事務官 専任二十六人
ニ、
監督官 専任十四人
貯蓄奨励官 専任五人 奏任
技師 専任四人
属 専任二百六十七人
監督官補 専任二十二人
技手 専任十二人
技師 専任五人
属 専任百二十七人
技手 専任二人
ニ改メ同条第四項ヲ削ル
第二条 臨時財政経済処理ニ関スル事務ニ従事セシムル為財務局ニ左ノ職員ヲ増置ス
事務官 専任百六十一人
技師 専任四十六人
属 専任六百五十六人
技手 専任九十人
第三条及第四条ヲ削ル
第三条 造幣局官制中左ノ通改正ス
第二条 造幣局ニ左ノ職員ヲ置ク
局長 勅任
書記官 専任二人 奏任
事務官 専任六人 奏任
技師 専任十七人 奏任内一人ヲ勅任ト為スコトヲ得
医官 専任六人 奏任
属 専任四十七人 判任
技手 専任七十七人 判任
調剤手 専任二人 判任
第三条ノ二中「理事、」ヲ削ル
第七条ヲ削リ第七条ノ二ヲ第七条トス
第九条第一項中「理事、」ヲ削ル
第四条 印刷局官制中左ノ通改正ス
第二条 印刷局ニ左ノ職員ヲ置ク
局長 勅任
理事 専任一人 勅任
書記官 専任二人 奏任
事務官 専任七人 奏任
技師 専任二十三人 奏任内一人ヲ勅任ト為スコトヲ得
医官 専任十一人 奏任
調剤官 専任一人 奏任
属 専任百十五人 判任
技手 専任百七十四人 判任
医官補 専任九人 判任
調剤官補 専任六人 判任
前項ノ職員ノ外印刷局ニ印刷教務員三人以内ヲ置ク判任官ノ待遇トス
第三条ノ三ヲ削ル
第五条 専売局官制中左ノ通改正ス
第四条 専売局ニ左ノ職員ヲ置ク
長官 勅任
部長 二人 勅任
理事 専任六人 勅任
書記官 専任十七人 奏任
事務官 専任六十八人 奏任
技師 専任八十七人 奏任内一人ヲ勅任ト為スコトヲ得
医官 専任二十二人 奏任内一人ヲ勅任ト為スコトヲ得
調剤官 専任一人 奏任
属 専任二千百二十四人 判任
技手 専任八百三十七人 判任
医官補 専任八人 判任
調剤官補 専任十七人 判任
看護婦長 専任二人 判任
前項ノ職員ノ外専売局ニ専売教務員三人以内ヲ置ク判任官ノ待遇トス
第六条第一項中「又ハ書記官」ヲ「、書記官又ハ技師」ニ改ム
別表中東京地方専売局ノ項ヲ左ノ如ク改ム
【表】
同表中名古屋地方専売局及大阪地方専売局ノ項ヲ左ノ如ク改ム
【表】
同表中「長崎県」、「福岡県」、「大分県」、「佐賀県」及「鹿児島県」ヲ削リ「熊本」ヲ「鹿児島」ニ改ム
同表中高松地方専売局ノ項ノ次ニ左ノ如ク加フ
【表】
第六条 財務局官制中左ノ通改正ス
第一条ノ二第一項中「六部」ヲ「七部」ニ改メ「理財部」ノ次ニ「国有財産部」ヲ加フ
第三条 財務局ニ通ジテ左ノ職員ヲ置ク
局長 八人 勅任
部長 専任五十五人 奏任
事務官 専任八十人 奏任
技師 専任十二人 奏任
属 専任七百六十七人 判任
技手 専任七十六人 判任
第八条中「書記官及」ヲ削ル
第八条ノ二及第十条ノ二ヲ削ル
第十二条第一項中「支局」ヲ「管財支所」ニ、同条第二項中「支局長ハ書記官又ハ事務官」ヲ「管財支所長ハ事務官又ハ技師」ニ改ム
第七条 税務署官制中左ノ通改正ス
第二条中「司税官 専任三百六十六人」ヲ「司税官 専任三百三十九人」ニ、「属 専任一万五百四十四人」ヲ「属 専任八千六百八人」ニ改ム
第八条 税務講習所官制中左ノ通改正ス
第二条中「教授 専任七人」ヲ「教授 専任六人」ニ改ム
第九条 高等官官等俸給令中左ノ通改正ス
第八条中「大蔵省物価部長」ヲ「大蔵省各部長」ニ改メ「海外駐箚財務官」、「印刷局技監」、「造弊局理事」及「財務局部長」ヲ削ル
第十四条中「大蔵省監督官」、「財務局書記官」及「財務局監督官」ヲ削ル
第十五条中「大蔵省貯蓄奨励官」ヲ削ル
別表第一表大蔵省ノ部中「物価部長」ヲ「各部長」ニ改メ海外駐箚財務官ノ項、造幣局理事ノ項、印刷局技監ノ項及財務局部長ノ項ヲ削ル
第十条 大正二年勅令第二百六十二号中左ノ通改正ス
第二条中「大蔵省貯蓄奨励官」ヲ削ル
第十一条 左ニ掲グル勅令ハ之ヲ廃止ス
明治四十三年勅令第二百三十八号
昭和十八年勅令第四百八十三号
昭和十九年勅令第二百七十七号
附 則
本令ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス
本令施行ノ際現ニ従前ノ大蔵省官制第十七条第二項若ハ第十八条第三項又ハ第二十六条ノ規定ニ依リ海外ニ駐在シ又ハ在外帝国大公使館附ヲ命ゼラレタル大蔵書記官又ハ大蔵事務官ニ付テハ其ノ者ノ帰朝スルニ至ル迄ノ間此等ノ規定及明治四十三年勅令第二百三十八号ハ本令施行後ト雖モ仍其ノ効力ヲ有ス