(行政簡素化実施ノ為ニスル司法部内臨時職員設置制外十勅令中改正、区裁判所ニ臨時職員増置廃止ノ件)
法令番号: 勅令第七百四十七號
公布年月日: 昭和17年11月1日
法令の形式: 勅令
朕行政簡素化實施ノ爲ニスル司法部內臨時職員設置制外十勅令中改正ノ件ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十七年十一月一日
內閣總理大臣 東條英機
司法大臣 岩村通世
勅令第七百四十七號
第一條 司法部內臨時職員設置制中左ノ通改正ス
第一條中
技師 專任四人
技手 專任十六人
技師 專任二人
技手 專任十四人
ニ改ム
第一條ノ二中
書記官 專任二人
司法事務官 專任二人
屬 專任九人
書記官 專任一人
司法事務官 專任一人
屬 專任七人
ニ改ム
第一條ノ五及第一條ノ六ヲ削ル
第一條ノ四中「書記 專任三十三人」ヲ「書記 專任十三人」ニ改メ同條ヲ第一條ノ五トス
第一條ノ四 金錢債務臨時調停法ニ依ル調停ニ關スル事務ニ從事セシムル爲裁判所ニ左ノ職員ヲ增置ス
書記 專任三百十五人
第一條ノ七中「書記 專任四十八人」ヲ「書記 專任三十二人」ニ改メ同條ヲ第一條ノ六トス
第一條ノ八ヲ削ル
第一條ノ九ヲ第一條ノ七トス
第一條ノ十中「書記 專任三十一人」ヲ「書記 專任十七人」ニ改メ同條ヲ第一條ノ八トス
第一條ノ十一中
司法事務官 專任四人
屬 專任八人
司法事務官 專任三人
屬 專任五人
ニ改メ同條ヲ第一條ノ九トス
第一條ノ十二中「書記 專任六十人」ヲ「書記 專任四十八人」ニ改メ同條ヲ第一條ノ十トス
第一條ノ十三中「屬 專任五人」ヲ「屬 專任三人」ニ改メ同條ヲ第一條ノ十一トス
第三條中
典獄補 專任六人
看守長 專任百二十八人
副看守長 專任二十一人
典獄補 專任五人
看守長 專任九十八人
副看守長 專任十四人
ニ改ム
第二條 裁判所職員定員令中左ノ通改正ス
第一條中
部長 勅任 八人
判事 勅任又ハ奏任 三十八人
部長 勅任 六人
判事 勅任又ハ奏任 三十人
ニ、「檢事 勅任又ハ奏任 十四人」ヲ「檢事 勅任又ハ奏任 十一人」ニ、
部長 勅任又ハ奏任 三十六人
判事 奏任 百人
部長 勅任又ハ奏任 三十五人
判事 奏任 九十五人
ニ、「檢事 勅任又ハ奏任 四十四人」ヲ「檢事 勅任又ハ奏任 四十一人」ニ、「判事 奏任 千三百三十九人」ヲ「判事 奏任 九百九十七人」ニ、「檢事 奏任 六百八十六人」ヲ「檢事 奏任 五百十四人」ニ改ム
第二條中「書記 專任五千五百九十四人」ヲ「書記 專任四千二百六十一人」ニ改ム
第三條 司法硏究所官制中左ノ通改正ス
第三條中「指導官 專任七人 奏任內一人ヲ勅任ト爲スコトヲ得」ヲ「指導官 專任六人 奏任」ニ改ム
第四條 供託局官制中左ノ通改正ス
第三條 供託局ニ通シテ左ノ職員ヲ置ク
事務官 專任六人 奏任
書記 專任百六十六人 判任
第五條 監獄官制中左ノ通改正ス
第三條 監獄ニ通シテ左ノ職員ヲ置ク
典獄 專任四十人 奏任
典獄補 專任三十三人 奏任
少年考査官 專任二人 奏任
看守長 專任三百四十七人 判任
副看守長 專任二十六人 判任
第九條ヲ削リ第八條ヲ第九條トシ第七條ノ二ヲ第八條トス
第六條 矯正院官制中左ノ通改正ス
第一條中「敎官 專任四十七人 判任內二十三人ヲ奏任ト爲スコトヲ得」ヲ「敎官 專任四十二人 判任內二十一人ヲ奏任ト爲スコトヲ得」ニ、「書記 專任二十四人」ヲ「書記 專任二十二人」ニ改ム
第七條 保護觀察所官制中左ノ通改正ス
第二條中「輔導官 專任十一人」ヲ「輔導官 專任八人」ニ、「保護司 專任四十五人 判任內十二人ヲ奏任ト爲スコトヲ得」ヲ「保護司 專任三十五人 判任內十人ヲ奏任ト爲スコトヲ得」ニ、「書記 專任三十九人」ヲ「書記 專任三十一人」ニ改ム
第八條 司法保護委員事務局官制中左ノ通改正ス
第二條中
保護官 專任七人
保護官補 專任七人
書記 專任十四人
保護官 專任六人
保護官補 專任五人
書記 專任十一人
ニ改ム
第九條 大正十一年勅令第四百八十八號中左ノ通改正ス
第二條中「少年審判官 專任二十七人」ヲ「少年審判官 專任二十二人」ニ、「少年保護司 專任五十四人 判任內二十四人ヲ奏任ト爲スコトヲ得」ヲ「少年保護司 專任四十二人 判任內十九人ヲ奏任ト爲スコトヲ得」ニ、「書記 專任六十一人」ヲ「書記 專任四十五人」ニ改ム
第十條 昭和二年勅令第二百二十一號中左ノ通改正ス
「百六十八人」ヲ「六十六人」ニ改ム
第十一條 高等官官等俸給令中左ノ通改正ス
第八條中「檢事大審院檢事タルモノ四人、檢事長タルモノ」ヲ「檢事大審院檢事タルモノ三人、檢事長タルモノ」ニ改メ「司法硏究所指導官」ヲ削ル
別表第一表司法省ノ部中司法硏究所指導官ノ項ヲ削ル
附 則
本令ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス
昭和七年勅令第二百八十一號ハ之ヲ廢止ス
本令ニ依ル定員變更ノ結果過員ヲ生ジタル判事、檢事及裁判所書記ニ付テハ其ノ過員ニ係ル員數ヲ限リ當分ノ內當該職ノ定員外トス
朕行政簡素化実施ノ為ニスル司法部内臨時職員設置制外十勅令中改正ノ件ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十七年十一月一日
内閣総理大臣 東条英機
司法大臣 岩村通世
勅令第七百四十七号
第一条 司法部内臨時職員設置制中左ノ通改正ス
第一条中
技師 専任四人
技手 専任十六人
技師 専任二人
技手 専任十四人
ニ改ム
第一条ノ二中
書記官 専任二人
司法事務官 専任二人
属 専任九人
書記官 専任一人
司法事務官 専任一人
属 専任七人
ニ改ム
第一条ノ五及第一条ノ六ヲ削ル
第一条ノ四中「書記 専任三十三人」ヲ「書記 専任十三人」ニ改メ同条ヲ第一条ノ五トス
第一条ノ四 金銭債務臨時調停法ニ依ル調停ニ関スル事務ニ従事セシムル為裁判所ニ左ノ職員ヲ増置ス
書記 専任三百十五人
第一条ノ七中「書記 専任四十八人」ヲ「書記 専任三十二人」ニ改メ同条ヲ第一条ノ六トス
第一条ノ八ヲ削ル
第一条ノ九ヲ第一条ノ七トス
第一条ノ十中「書記 専任三十一人」ヲ「書記 専任十七人」ニ改メ同条ヲ第一条ノ八トス
第一条ノ十一中
司法事務官 専任四人
属 専任八人
司法事務官 専任三人
属 専任五人
ニ改メ同条ヲ第一条ノ九トス
第一条ノ十二中「書記 専任六十人」ヲ「書記 専任四十八人」ニ改メ同条ヲ第一条ノ十トス
第一条ノ十三中「属 専任五人」ヲ「属 専任三人」ニ改メ同条ヲ第一条ノ十一トス
第三条中
典獄補 専任六人
看守長 専任百二十八人
副看守長 専任二十一人
典獄補 専任五人
看守長 専任九十八人
副看守長 専任十四人
ニ改ム
第二条 裁判所職員定員令中左ノ通改正ス
第一条中
部長 勅任 八人
判事 勅任又ハ奏任 三十八人
部長 勅任 六人
判事 勅任又ハ奏任 三十人
ニ、「検事 勅任又ハ奏任 十四人」ヲ「検事 勅任又ハ奏任 十一人」ニ、
部長 勅任又ハ奏任 三十六人
判事 奏任 百人
部長 勅任又ハ奏任 三十五人
判事 奏任 九十五人
ニ、「検事 勅任又ハ奏任 四十四人」ヲ「検事 勅任又ハ奏任 四十一人」ニ、「判事 奏任 千三百三十九人」ヲ「判事 奏任 九百九十七人」ニ、「検事 奏任 六百八十六人」ヲ「検事 奏任 五百十四人」ニ改ム
第二条中「書記 専任五千五百九十四人」ヲ「書記 専任四千二百六十一人」ニ改ム
第三条 司法研究所官制中左ノ通改正ス
第三条中「指導官 専任七人 奏任内一人ヲ勅任ト為スコトヲ得」ヲ「指導官 専任六人 奏任」ニ改ム
第四条 供託局官制中左ノ通改正ス
第三条 供託局ニ通シテ左ノ職員ヲ置ク
事務官 専任六人 奏任
書記 専任百六十六人 判任
第五条 監獄官制中左ノ通改正ス
第三条 監獄ニ通シテ左ノ職員ヲ置ク
典獄 専任四十人 奏任
典獄補 専任三十三人 奏任
少年考査官 専任二人 奏任
看守長 専任三百四十七人 判任
副看守長 専任二十六人 判任
第九条ヲ削リ第八条ヲ第九条トシ第七条ノ二ヲ第八条トス
第六条 矯正院官制中左ノ通改正ス
第一条中「教官 専任四十七人 判任内二十三人ヲ奏任ト為スコトヲ得」ヲ「教官 専任四十二人 判任内二十一人ヲ奏任ト為スコトヲ得」ニ、「書記 専任二十四人」ヲ「書記 専任二十二人」ニ改ム
第七条 保護観察所官制中左ノ通改正ス
第二条中「輔導官 専任十一人」ヲ「輔導官 専任八人」ニ、「保護司 専任四十五人 判任内十二人ヲ奏任ト為スコトヲ得」ヲ「保護司 専任三十五人 判任内十人ヲ奏任ト為スコトヲ得」ニ、「書記 専任三十九人」ヲ「書記 専任三十一人」ニ改ム
第八条 司法保護委員事務局官制中左ノ通改正ス
第二条中
保護官 専任七人
保護官補 専任七人
書記 専任十四人
保護官 専任六人
保護官補 専任五人
書記 専任十一人
ニ改ム
第九条 大正十一年勅令第四百八十八号中左ノ通改正ス
第二条中「少年審判官 専任二十七人」ヲ「少年審判官 専任二十二人」ニ、「少年保護司 専任五十四人 判任内二十四人ヲ奏任ト為スコトヲ得」ヲ「少年保護司 専任四十二人 判任内十九人ヲ奏任ト為スコトヲ得」ニ、「書記 専任六十一人」ヲ「書記 専任四十五人」ニ改ム
第十条 昭和二年勅令第二百二十一号中左ノ通改正ス
「百六十八人」ヲ「六十六人」ニ改ム
第十一条 高等官官等俸給令中左ノ通改正ス
第八条中「検事大審院検事タルモノ四人、検事長タルモノ」ヲ「検事大審院検事タルモノ三人、検事長タルモノ」ニ改メ「司法研究所指導官」ヲ削ル
別表第一表司法省ノ部中司法研究所指導官ノ項ヲ削ル
附 則
本令ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス
昭和七年勅令第二百八十一号ハ之ヲ廃止ス
本令ニ依ル定員変更ノ結果過員ヲ生ジタル判事、検事及裁判所書記ニ付テハ其ノ過員ニ係ル員数ヲ限リ当分ノ内当該職ノ定員外トス