国会における決算審査の充実化に伴い、会計検査院の機能強化が求められている。具体的には、国等の契約の多様化を踏まえた検査対象の拡大、会計検査の円滑な実施の担保、会計検査院による国会等への報告時期の弾力化などが必要とされている。第162回国会で同様の法案を提出し参議院で可決されたが、衆議院解散により成立に至らなかった。しかし、国会における決算審査充実のため、会計検査院法の改正は必要不可欠であることから、前回と同内容の法案を再度提出するものである。
参照した発言:
第163回国会 参議院 決算委員会 第1号