昭和22年勅令第1号は、ポツダム宣言第6項実行のため、軍国主義者や極端な国家主義者等を公職から排除する目的で制定された。政府は約20万名の指定を行い、所期の目的を達成。その後、制限解除にも努めてきた。サンフランシスコ平和条約の調印により、ポツダム宣言の諸目的達成が連合国に認められたと解釈できることから、平和条約発効時に公職追放措置を撤廃することが妥当と判断。これに伴い、関連法令の廃止と所要の措置を講ずるため本法案を提出するものである。
参照した発言:
第13回国会 衆議院 内閣委員会 第9号