(行政機構整備実施ノ為ニスル大蔵部内臨時職員設置制外九勅令中改正ノ件)
法令番号: 勅令第八百八號
公布年月日: 昭和18年11月1日
法令の形式: 勅令
朕行政機構整備實施ノ爲ニスル大藏部內臨時職員設置制外九勅令中改正ノ件ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十八年十一月一日
內閣總理大臣 東條英機
大藏大臣 賀屋興宣
勅令第八百八號
第一條 大藏部內臨時職員設置制中左ノ通改正ス
第一條 一般會計又ハ特別會計ノ支辨ニ屬スル建造物ノ營繕ニ關スル事務ニ從事セシムル爲大藏省ニ左ノ職員ヲ增置シ大臣官房ニ屬セシム
技師 專任十九人
屬 專任二十八人
技手 專任九十六人
第三條ヲ削リ第二條ヲ第三條トス
第二條 國有財產ニ關スル事務ニ從事セシムル爲大藏省ニ左ノ職員ヲ增置シ總務局ニ屬セシム
理事官 專任二人
屬 專任四人
技手 專任一人
第五條 大藏省ニ左ノ職員ヲ增置シ理財局ニ屬セシム
一 大東亞戰爭行賞公債發行ニ關スル事務ニ從事スル者
屬 專任四人
二 臨時資金調整法及會社經理統制令ノ施行ニ關スル事務(他ノ主管ニ屬スルモノヲ除ク)ニ從事スル者
書記官 專任二人
事務官 專任六人
監督官 專任四人
技師 專任一人
屬 專任二十五人
監督官補 專任八人
技手 專任三人
第七條第一號中「屬 專任八人」ヲ「屬 專任四人」ニ、同條第二號中「事務官 專任二人」ヲ「事務官 專任一人」ニ、「屬 專任十五人」ヲ「屬 專任五人」ニ、同條第三號中「事務官 專任四人」ヲ「事務官 專任三人」ニ、「監督官 專任四人」ヲ「監督官 專任三人」ニ、「屬 專任七十二人」ヲ「屬 專任三十二人」ニ、「監督官補 專任七人」ヲ「監督官補 專任四人」ニ改ム
第八條 大藏省ニ左ノ職員ヲ增置シ銀行保險局ニ屬セシム
一 金融機關ニ關スル臨時資金調整法及會社經理統制令ノ施行ニ關スル事務ニ從事スル者
事務官 專任二人
屬 專任四人
二 損害保險國營再保險ニ關スル事務ニ從事スル者
書記官 專任一人
事務官 專任二人
監督官 專任一人
技師 專任一人
屬 專任十三人
監督官補 專任十一人
技手 專任三人
第九條 削除
第十條中「事務官 專任十七人」ヲ「事務官 專任二十人」ニ、「屬 專任百二十八人」ヲ「屬 專任百二十九人」ニ改ム
第十一條 削除
第十二條第二號中「事務官 專任六人」ヲ「事務官 專任四人」ニ、「監督官 專任九人」ヲ「監督官 專任六人」ニ、「屬 專任二百五十八人」ヲ「屬 專任二百七人」ニ、「監督官補 專任二十七人」ヲ「監督官補 專任二十一人」ニ改ム
第二條 造幣局官制中左ノ通改正ス
第二條第一項中「技師 專任十八人」ヲ「技師 專任十七人」ニ、「屬 專任六十一人」ヲ「屬 專任五十六人」ニ、「技手 專任百十一人」ヲ「技手 專任百一人」ニ改ム
第三條 昭和十八年勅令第三百九十二號中左ノ通改正ス
附則第二項中「技師ハ專任十七人、屬ハ專任五十人、技手ハ專任九十三人」ヲ「技師ハ專任十六人、屬ハ專任四十五人、技手ハ專任八十三人」ニ改ム
第四條 專賣局官制中左ノ通改正ス
第四條第一項中「事務官 專任五十二人」ヲ「事務官 專任四十八人」ニ、「技師 專任八十人」ヲ「技師 專任七十五人」ニ、「屬 專任二千四百七十一人」ヲ「屬 專任二千二百四十八人」ニ、「技手 專任九百五人」ヲ「技手 專任八百十五人」ニ、同條第三項中「三十一人以內」ヲ「三十人以內」ニ、「三十四人以內」ヲ「十人以內」ニ、「二十五人以內」ヲ「二十二人以內」ニ改ム
別表中東京地方專賣局、水戶地方專賣局及仙臺地方專賣局ノ項ヲ左ノ如ク改ム
【表】
同表中名古屋地方專賣局、金澤地方專賣局、大阪地方專賣局、廣島地方專賣局及高松地方專賣局ノ項ヲ左ノ如ク改ム
【表】
第五條 財務局官制中左ノ通改正ス
第三條 財務局ニ通ジテ左ノ職員ヲ置ク
局長 九人 勅任
書記官 專任十九人 奏任
事務官 專任二十七人 奏任
技師 專任十七人 奏任
屬 專任七百九十三人 判任
技手 專任八十二人 判任
別表中「福井縣」、「石川縣」、「富山縣」、「香川縣」、「德島縣」、「高知縣」、「長野縣」、「新潟縣」及「愛媛縣」ヲ削リ「東京市」ヲ「東京都」ニ、「東京府」ヲ「東京都」ニ改ム
同表中名古屋財務局ノ項ノ次ニ左ノ如ク加フ
新潟財務局
新潟市
新潟縣  長野縣  富山縣  石川縣  福井縣
同表中廣島財務局ノ項ノ次ニ左ノ如ク加フ
松山財務局
松山市
愛媛縣  香川縣  德島縣  高知縣
第六條 稅務署官制中左ノ通改正ス
別表大阪財務局ノ部中福井縣、石川縣、富山縣、香川縣、德島縣及高知縣ノ項ヲ、同表名古屋財務局ノ部中長野縣及新潟縣ノ項ヲ、同表廣島財務局ノ部中愛媛縣ノ項ヲ削ル
同表名古屋財務局ノ部ノ次ニ左ノ如ク加フ
【表】
同表廣島財務局ノ部ノ次ニ左ノ如ク加フ
【表】
第七條 造幣醫及專賣醫官等等級俸給令中左ノ通改正ス
題名ヲ左ノ如ク改ム
造幣醫、印刷醫及專賣醫官等等級俸給令
第一條乃至第五條中「造幣醫」ノ下ニ「、印刷醫」ヲ、「造幣藥劑師」ノ下ニ「、印刷藥劑師」ヲ加フ
第一表中「造幣醫」ヲ
造幣醫
印刷醫
ニ、「造幣藥劑師」ヲ
造幣藥劑師
印刷藥劑師
ニ、第二表中「造幣醫」ヲ
造幣醫
印刷醫
ニ、「造幣藥劑師」ヲ
造幣藥劑師
印刷藥劑師
ニ改ム
第八條 昭和十八年勅令第四百八十三號中左ノ通改正ス
「內閣總理大臣」ヲ「大藏大臣」ニ、「內閣印刷局職員」ヲ「印刷局職員」ニ改ム
第九條 內閣印刷局共濟組合令中左ノ通改正ス
「內閣印刷局」ヲ「印刷局」ニ、「內閣總理大臣」ヲ「大藏大臣」ニ改ム
第十條 恩給法施行令中左ノ通改正ス
第十一條第一號ヲ左ノ如ク改ム
一 造幣醫、造幣藥劑師、印刷醫、印刷藥劑師、專賣醫、專賣藥劑師及專賣敎務員
同條中第二號ヲ削リ第三號ヲ第二號トシ第四號ヲ第三號トシ第四號ノ二ヲ第四號トス
附 則
本令ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス
改正前ノ恩給法施行令第十一條第一號ニ規定スル內閣印刷局醫及內閣印刷局藥劑師ニ付テハ仍從前ノ例ニ依ル
朕行政機構整備実施ノ為ニスル大蔵部内臨時職員設置制外九勅令中改正ノ件ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十八年十一月一日
内閣総理大臣 東条英機
大蔵大臣 賀屋興宣
勅令第八百八号
第一条 大蔵部内臨時職員設置制中左ノ通改正ス
第一条 一般会計又ハ特別会計ノ支弁ニ属スル建造物ノ営繕ニ関スル事務ニ従事セシムル為大蔵省ニ左ノ職員ヲ増置シ大臣官房ニ属セシム
技師 専任十九人
属 専任二十八人
技手 専任九十六人
第三条ヲ削リ第二条ヲ第三条トス
第二条 国有財産ニ関スル事務ニ従事セシムル為大蔵省ニ左ノ職員ヲ増置シ総務局ニ属セシム
理事官 専任二人
属 専任四人
技手 専任一人
第五条 大蔵省ニ左ノ職員ヲ増置シ理財局ニ属セシム
一 大東亜戦争行賞公債発行ニ関スル事務ニ従事スル者
属 専任四人
二 臨時資金調整法及会社経理統制令ノ施行ニ関スル事務(他ノ主管ニ属スルモノヲ除ク)ニ従事スル者
書記官 専任二人
事務官 専任六人
監督官 専任四人
技師 専任一人
属 専任二十五人
監督官補 専任八人
技手 専任三人
第七条第一号中「属 専任八人」ヲ「属 専任四人」ニ、同条第二号中「事務官 専任二人」ヲ「事務官 専任一人」ニ、「属 専任十五人」ヲ「属 専任五人」ニ、同条第三号中「事務官 専任四人」ヲ「事務官 専任三人」ニ、「監督官 専任四人」ヲ「監督官 専任三人」ニ、「属 専任七十二人」ヲ「属 専任三十二人」ニ、「監督官補 専任七人」ヲ「監督官補 専任四人」ニ改ム
第八条 大蔵省ニ左ノ職員ヲ増置シ銀行保険局ニ属セシム
一 金融機関ニ関スル臨時資金調整法及会社経理統制令ノ施行ニ関スル事務ニ従事スル者
事務官 専任二人
属 専任四人
二 損害保険国営再保険ニ関スル事務ニ従事スル者
書記官 専任一人
事務官 専任二人
監督官 専任一人
技師 専任一人
属 専任十三人
監督官補 専任十一人
技手 専任三人
第九条 削除
第十条中「事務官 専任十七人」ヲ「事務官 専任二十人」ニ、「属 専任百二十八人」ヲ「属 専任百二十九人」ニ改ム
第十一条 削除
第十二条第二号中「事務官 専任六人」ヲ「事務官 専任四人」ニ、「監督官 専任九人」ヲ「監督官 専任六人」ニ、「属 専任二百五十八人」ヲ「属 専任二百七人」ニ、「監督官補 専任二十七人」ヲ「監督官補 専任二十一人」ニ改ム
第二条 造幣局官制中左ノ通改正ス
第二条第一項中「技師 専任十八人」ヲ「技師 専任十七人」ニ、「属 専任六十一人」ヲ「属 専任五十六人」ニ、「技手 専任百十一人」ヲ「技手 専任百一人」ニ改ム
第三条 昭和十八年勅令第三百九十二号中左ノ通改正ス
附則第二項中「技師ハ専任十七人、属ハ専任五十人、技手ハ専任九十三人」ヲ「技師ハ専任十六人、属ハ専任四十五人、技手ハ専任八十三人」ニ改ム
第四条 専売局官制中左ノ通改正ス
第四条第一項中「事務官 専任五十二人」ヲ「事務官 専任四十八人」ニ、「技師 専任八十人」ヲ「技師 専任七十五人」ニ、「属 専任二千四百七十一人」ヲ「属 専任二千二百四十八人」ニ、「技手 専任九百五人」ヲ「技手 専任八百十五人」ニ、同条第三項中「三十一人以内」ヲ「三十人以内」ニ、「三十四人以内」ヲ「十人以内」ニ、「二十五人以内」ヲ「二十二人以内」ニ改ム
別表中東京地方専売局、水戸地方専売局及仙台地方専売局ノ項ヲ左ノ如ク改ム
【表】
同表中名古屋地方専売局、金沢地方専売局、大阪地方専売局、広島地方専売局及高松地方専売局ノ項ヲ左ノ如ク改ム
【表】
第五条 財務局官制中左ノ通改正ス
第三条 財務局ニ通ジテ左ノ職員ヲ置ク
局長 九人 勅任
書記官 専任十九人 奏任
事務官 専任二十七人 奏任
技師 専任十七人 奏任
属 専任七百九十三人 判任
技手 専任八十二人 判任
別表中「福井県」、「石川県」、「富山県」、「香川県」、「徳島県」、「高知県」、「長野県」、「新潟県」及「愛媛県」ヲ削リ「東京市」ヲ「東京都」ニ、「東京府」ヲ「東京都」ニ改ム
同表中名古屋財務局ノ項ノ次ニ左ノ如ク加フ
新潟財務局
新潟市
新潟県  長野県  富山県  石川県  福井県
同表中広島財務局ノ項ノ次ニ左ノ如ク加フ
松山財務局
松山市
愛媛県  香川県  徳島県  高知県
第六条 税務署官制中左ノ通改正ス
別表大阪財務局ノ部中福井県、石川県、富山県、香川県、徳島県及高知県ノ項ヲ、同表名古屋財務局ノ部中長野県及新潟県ノ項ヲ、同表広島財務局ノ部中愛媛県ノ項ヲ削ル
同表名古屋財務局ノ部ノ次ニ左ノ如ク加フ
【表】
同表広島財務局ノ部ノ次ニ左ノ如ク加フ
【表】
第七条 造幣医及専売医官等等級俸給令中左ノ通改正ス
題名ヲ左ノ如ク改ム
造幣医、印刷医及専売医官等等級俸給令
第一条乃至第五条中「造幣医」ノ下ニ「、印刷医」ヲ、「造幣薬剤師」ノ下ニ「、印刷薬剤師」ヲ加フ
第一表中「造幣医」ヲ
造幣医
印刷医
ニ、「造幣薬剤師」ヲ
造幣薬剤師
印刷薬剤師
ニ、第二表中「造幣医」ヲ
造幣医
印刷医
ニ、「造幣薬剤師」ヲ
造幣薬剤師
印刷薬剤師
ニ改ム
第八条 昭和十八年勅令第四百八十三号中左ノ通改正ス
「内閣総理大臣」ヲ「大蔵大臣」ニ、「内閣印刷局職員」ヲ「印刷局職員」ニ改ム
第九条 内閣印刷局共済組合令中左ノ通改正ス
「内閣印刷局」ヲ「印刷局」ニ、「内閣総理大臣」ヲ「大蔵大臣」ニ改ム
第十条 恩給法施行令中左ノ通改正ス
第十一条第一号ヲ左ノ如ク改ム
一 造幣医、造幣薬剤師、印刷医、印刷薬剤師、専売医、専売薬剤師及専売教務員
同条中第二号ヲ削リ第三号ヲ第二号トシ第四号ヲ第三号トシ第四号ノ二ヲ第四号トス
附 則
本令ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス
改正前ノ恩給法施行令第十一条第一号ニ規定スル内閣印刷局医及内閣印刷局薬剤師ニ付テハ仍従前ノ例ニ依ル