内閣官房長官は、内閣官房の複雑多岐な事務の統轄、閣議の重要事項に関する総合調整、行政各部の統一保持、内外への重要政策の広報など、重要かつ広範な国務を処理している。この職責の重要性に鑑み、内閣官房長官を国務大臣とし、国務大臣の定数を一人増やす必要がある。また、財政経済政策の総合調整や重要政策の広報等の事務量増大に対応するため、内閣官房長官を専門的に補佐する特別職として内閣調整官と内閣報道官を新設する。これらの職は内閣官房副長官と同様の身分取扱いとする。
参照した発言:
第51回国会 参議院 内閣委員会 第10号