電気・ガスは国民生活に不可欠で、従来は電気事業法やポツダム政令により規制されてきた。しかし講和条約発効により、ポツダム政令に基づく公共事業令と電気事業再編成令が1952年10月24日で失効することとなった。これに対応するため第13回国会に新法案を提出したが成立せず、第14回国会の解散で廃案となった。現在は行政指導で対応しているものの、法の空白による混乱を防ぐため、恒久法制定までの暫定措置として本法案を提出する。内容は旧公共事業令と電気事業再編成令の必要部分を継承し、新たな電気事業法・ガス事業法制定に向けて審議会を設置するものである。
参照した発言:
第15回国会 衆議院 通商産業委員会 第2号
電気及びガス関係法令改正審議会 |
電気及びガスに関する法令の改正に関する重要事項を調査審議すること。 |