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本データベースについて
(大蔵省官制外七勅令中改正ノ件)
法令番号: 勅令第百五十九號
公布年月日: 昭和19年3月29日
法令の形式: 勅令
被改正法
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改正:
税務署官制
改正:
造幣局官制
改正:
高等官官等俸給令
改正:
専売局官制
廃止:
(税務署ヲシテアルコール専売法ニ依ル事務ノ一部ヲ掌ラシムルノ件)
改正:
税務講習所官制
改正:
財務局官制
改正:
大蔵省官制
改正:
印刷局官制
国立国会図書館『官報』
国立公文書館『御署名原本』
日本法令索引
朕大藏省官制外七勅令中改正等ノ件ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十九年三月二十八日
內閣總理大臣兼軍需大臣 東條英機
大藏大臣 石渡莊太郞
勅令第百五十九號
第一條
大藏省官制中左ノ通改正ス
第十八條第一項中「事務官專任二十五人」ヲ「事務官專任二十八人」ニ改ム
第二十一條第一項中「專任三百六十人」ヲ「專任三百六十一人」ニ改ム
第二條
造幣局官制中左ノ通改正ス
第一條中「地金銀」ヲ「重要金屬地金」ニ改ム
第二條
造幣局ニ左ノ職員ヲ置ク
局長 勅任
理事 專任一人 勅任
書記官 專任二人 奏任
事務官 專任三人 奏任
技師 專任二十人 奏任 內一人ヲ勅任ト爲スコトヲ得
醫官 專任八人 奏任
屬 專任六十四人 判任
技手 專任百十二人 判任
醫官補 專任四人 判任
調劑手 專任二人 判任
第三條ノ二
理事、書記官及事務官ハ上官ノ命ヲ承ケ事務ヲ掌ル
第四條ノ二
醫官ハ上官ノ命ヲ承ケ醫務ヲ掌ル
第七條中「造幣醫」ヲ「醫官補」ニ、「上司」ヲ「上官」ニ改ム
第七條ノ二中「造幣藥劑師」ヲ「調劑手」ニ、「上司」ヲ「上官」ニ改ム
第九條第一項中「書記官」ノ上ニ「理事、」ヲ加フ
第三條
印刷局官制中左ノ通改正ス
第二條
印刷局ニ左ノ職員ヲ置ク
局長 勅任
理事 專任一人 勅任
技監 專任一人 勅任
書記官 專任三人 奏任
事務官 專任八人 奏任
技師 專任二十九人 奏任內一人ヲ勅任ト爲スコトヲ得
醫官 專任十七人 奏任
屬 專任百五十二人 判任
技手 專任二百二十二人 判任
醫官補 專任十五人 判任
調劑手 專任九人 判任
前項ノ職員ノ外印刷局ニ印刷敎務員五人以內ヲ置ク判任官ノ待遇トス
第三條ノ二
理事ハ上官ノ命ヲ承ケ事務ヲ掌理ス
第三條ノ三
技監ハ上官ノ命ヲ承ケ技術ヲ掌理ス
第四條中「理事官」ヲ「事務官」ニ改ム
第五條ノ二
醫官ハ上官ノ命ヲ承ケ醫務ヲ掌ル
第八條
醫官補ハ上官ノ指揮ヲ承ケ醫務ニ從事ス
第九條
調劑手ハ上官ノ指揮ヲ承ケ調劑ニ從事ス
第十條
印刷敎務員ハ上司ノ指揮ヲ承ケ敎務ニ從事ス
第四條
專賣局官制中左ノ通改正ス
第一條中「煙草、」ノ下ニ「煙草用卷紙、」ヲ、「鹽、」ノ下ニ「苦汁(人工苦汁ヲ除ク)、」ヲ加フ
第四條
專賣局ニ左ノ職員ヲ置ク
長官 勅任
理事 專任九人 勅任
書記官 專任十六人 奏任
事務官 專任六十六人 奏任
技師 專任八十人 奏任內一人ヲ勅任ト爲スコトヲ得
醫官 專任三十人 奏任內一人ヲ勅任ト爲スコトヲ得
屬 專任二千二百八十一人 判任
技手 專任八百四十七人 判任
醫官補 專任十人 判任
調劑手 專任二十二人 判任
看護婦長 專任二人 判任
前項ノ職員ノ外專賣局ニ專賣敎務員四人以內ヲ置ク判任官ノ待遇トス
第五條第七項中「專賣藥劑師」ヲ「調劑手」ニ、「上司」ヲ「上官」ニ改メ同項ノ次ニ左ノ一項ヲ加フ
看護婦長ハ上官ノ指揮ヲ承ケ看護ニ從事ス
同條第六項ヲ左ノ如ク改ム
醫官補ハ上官ノ指揮ヲ承ケ醫務ニ從事ス
同條第三項ノ次ニ左ノ一項ヲ加フ
醫官ハ上官ノ命ヲ承ケ醫務ヲ掌ル
第五條
財務局官制中左ノ通改正ス
第三條中
「
事務官 專任二十七人
技師 專任十七人
屬 專任七百九十三人
技手 專任八十二人
」
ヲ
「
事務官 專任九十人
技師 專任二十人
屬 專任八百八人
技手 專任七十六人
」
ニ改ム
第六條
稅務署官制中左ノ通改正ス
第二條中
「
司稅官 專任二百五十六人
司稅官補 專任百五十二人
屬 專任九千八百九十五人
」
ヲ
「
司稅官 專任三百五十一人
司稅官補 專任百十三人
屬 專任一萬五百四十九人
」
ニ改ム
第六條
稅務署ノ名稱及管轄區域ハ大藏大臣之ヲ定ム
別表ヲ削ル
第七條
稅務講習所官制中左ノ通改正ス
第二條中
「
敎授 專任三人
助敎授 專任三人
」
ヲ
「
敎授 專任七人
助敎授 專任九人
」
ニ、「書記 專任二人」ヲ「書記 專任六人」ニ改ム
第四條中「所長」ヲ「上官」ニ改ム
第七條
大藏大臣ハ必要ト認ムル地ニ稅務講習所支所ヲ置クコトヲ得
稅務講習所支所長ハ稅務講習所支所所在地ヲ管轄スル財務局ノ高等官ヲ以テ之ニ充ツ
第八條
高等官官等俸給令中左ノ通改正ス
第八條中「大藏省營繕技監」ノ次ニ「印刷局技監」ヲ加ヘ「專賣局理事」ヲ
「
造幣局理事
印刷局理事
專賣局理事
專賣局醫官
」
ニ改ム
第十四條中「造幣局事務官」ヲ「造幣局醫官」ニ、「專賣局書記官」ヲ
「
印刷局醫官
專賣局書記官
專賣局醫官
」
ニ改ム
第十五條中
「
造幣局理事官
印刷局理事官
」
ヲ
「
造幣局事務官
印刷局事務官
」
ニ改ム
別表第一表大藏省ノ部中印刷局長ノ項ヲ左ノ如ク改ム
【表】
同部中專賣局理事ノ項ノ次ニ左ノ如ク加フ
【表】
第九條
昭和十二年勅令第八十一號ハ之ヲ廢止ス
附 則
本令ハ昭和十九年四月一日ヨリ之ヲ施行ス但シ造幣局官制第二條及第三條ノ二ノ改正規定中造幣局理事ニ關スル部分、造幣局官制第九條第一項ノ改正規定竝ニ高等官官等俸給令第八條及別表ノ改正規定中造幣局理事ニ關スル部分ハ同年十月一日ヨリ之ヲ施行ス
造幣局官制第二條ノ改正規定ニ拘ラズ昭和十九年九月三十日迄ハ造幣局職員中事務官ハ專任二人、技師ハ專任十八人、屬ハ專任五十八人、技手ハ專任百五人、醫官補ハ專任三人ヲ以テ定員トス
專賣局官制第四條第一項ノ改正規定ニ拘ラズ昭和十九年六月三十日迄ハ專賣局職員中事務官ハ專任五十人、技師ハ專任七十八人、屬ハ專任二千二百九十六人、技手ハ專任八百四十三人ヲ以テ定員トシ同年十一月三十日迄ハ專賣局職員中技師ハ專任七十九人、屬ハ專任二千二百八十人、技手ハ專任八百四十五人ヲ以テ定員トス
稅務署官制第二條ノ改正規定ニ拘ラズ昭和十九年六月三十日迄ハ稅務署職員中司稅官ハ專任三百四十一人、屬ハ專任一萬五百十四人ヲ以テ定員トス
第三條ノ規定施行ノ際現ニ造幣局事務官、造幣局理事官又ハ印刷局理事官ノ職ニ在ル者別ニ辭令ヲ發セラレザルトキハ夫々造幣局書記官、造幣局事務官又ハ印刷局事務官ニ同官等俸給ヲ以テ任ゼラレタルモノトス
第三條ノ規定施行ノ際現ニ造幣局事務官、造幣局理事官又ハ印刷局理事官ニシテ休職中ノモノ別ニ辭令ヲ發セラレザルトキハ休職ノ儘夫々造幣局書記官、造幣局事務官又ハ印刷局事務官ニ同官等俸給ヲ以テ任ゼラレタルモノトス
前二項ノ規定ハ文官任用ノ資格ニ關スル規定ノ適用ヲ妨ゲズ
朕大蔵省官制外七勅令中改正等ノ件ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十九年三月二十八日
内閣総理大臣兼軍需大臣 東条英機
大蔵大臣 石渡荘太郎
勅令第百五十九号
第一条
大蔵省官制中左ノ通改正ス
第十八条第一項中「事務官専任二十五人」ヲ「事務官専任二十八人」ニ改ム
第二十一条第一項中「専任三百六十人」ヲ「専任三百六十一人」ニ改ム
第二条
造幣局官制中左ノ通改正ス
第一条中「地金銀」ヲ「重要金属地金」ニ改ム
第二条
造幣局ニ左ノ職員ヲ置ク
局長 勅任
理事 専任一人 勅任
書記官 専任二人 奏任
事務官 専任三人 奏任
技師 専任二十人 奏任 内一人ヲ勅任ト為スコトヲ得
医官 専任八人 奏任
属 専任六十四人 判任
技手 専任百十二人 判任
医官補 専任四人 判任
調剤手 専任二人 判任
第三条ノ二
理事、書記官及事務官ハ上官ノ命ヲ承ケ事務ヲ掌ル
第四条ノ二
医官ハ上官ノ命ヲ承ケ医務ヲ掌ル
第七条中「造幣医」ヲ「医官補」ニ、「上司」ヲ「上官」ニ改ム
第七条ノ二中「造幣薬剤師」ヲ「調剤手」ニ、「上司」ヲ「上官」ニ改ム
第九条第一項中「書記官」ノ上ニ「理事、」ヲ加フ
第三条
印刷局官制中左ノ通改正ス
第二条
印刷局ニ左ノ職員ヲ置ク
局長 勅任
理事 専任一人 勅任
技監 専任一人 勅任
書記官 専任三人 奏任
事務官 専任八人 奏任
技師 専任二十九人 奏任内一人ヲ勅任ト為スコトヲ得
医官 専任十七人 奏任
属 専任百五十二人 判任
技手 専任二百二十二人 判任
医官補 専任十五人 判任
調剤手 専任九人 判任
前項ノ職員ノ外印刷局ニ印刷教務員五人以内ヲ置ク判任官ノ待遇トス
第三条ノ二
理事ハ上官ノ命ヲ承ケ事務ヲ掌理ス
第三条ノ三
技監ハ上官ノ命ヲ承ケ技術ヲ掌理ス
第四条中「理事官」ヲ「事務官」ニ改ム
第五条ノ二
医官ハ上官ノ命ヲ承ケ医務ヲ掌ル
第八条
医官補ハ上官ノ指揮ヲ承ケ医務ニ従事ス
第九条
調剤手ハ上官ノ指揮ヲ承ケ調剤ニ従事ス
第十条
印刷教務員ハ上司ノ指揮ヲ承ケ教務ニ従事ス
第四条
専売局官制中左ノ通改正ス
第一条中「煙草、」ノ下ニ「煙草用巻紙、」ヲ、「塩、」ノ下ニ「苦汁(人工苦汁ヲ除ク)、」ヲ加フ
第四条
専売局ニ左ノ職員ヲ置ク
長官 勅任
理事 専任九人 勅任
書記官 専任十六人 奏任
事務官 専任六十六人 奏任
技師 専任八十人 奏任内一人ヲ勅任ト為スコトヲ得
医官 専任三十人 奏任内一人ヲ勅任ト為スコトヲ得
属 専任二千二百八十一人 判任
技手 専任八百四十七人 判任
医官補 専任十人 判任
調剤手 専任二十二人 判任
看護婦長 専任二人 判任
前項ノ職員ノ外専売局ニ専売教務員四人以内ヲ置ク判任官ノ待遇トス
第五条第七項中「専売薬剤師」ヲ「調剤手」ニ、「上司」ヲ「上官」ニ改メ同項ノ次ニ左ノ一項ヲ加フ
看護婦長ハ上官ノ指揮ヲ承ケ看護ニ従事ス
同条第六項ヲ左ノ如ク改ム
医官補ハ上官ノ指揮ヲ承ケ医務ニ従事ス
同条第三項ノ次ニ左ノ一項ヲ加フ
医官ハ上官ノ命ヲ承ケ医務ヲ掌ル
第五条
財務局官制中左ノ通改正ス
第三条中
「
事務官 専任二十七人
技師 専任十七人
属 専任七百九十三人
技手 専任八十二人
」
ヲ
「
事務官 専任九十人
技師 専任二十人
属 専任八百八人
技手 専任七十六人
」
ニ改ム
第六条
税務署官制中左ノ通改正ス
第二条中
「
司税官 専任二百五十六人
司税官補 専任百五十二人
属 専任九千八百九十五人
」
ヲ
「
司税官 専任三百五十一人
司税官補 専任百十三人
属 専任一万五百四十九人
」
ニ改ム
第六条
税務署ノ名称及管轄区域ハ大蔵大臣之ヲ定ム
別表ヲ削ル
第七条
税務講習所官制中左ノ通改正ス
第二条中
「
教授 専任三人
助教授 専任三人
」
ヲ
「
教授 専任七人
助教授 専任九人
」
ニ、「書記 専任二人」ヲ「書記 専任六人」ニ改ム
第四条中「所長」ヲ「上官」ニ改ム
第七条
大蔵大臣ハ必要ト認ムル地ニ税務講習所支所ヲ置クコトヲ得
税務講習所支所長ハ税務講習所支所所在地ヲ管轄スル財務局ノ高等官ヲ以テ之ニ充ツ
第八条
高等官官等俸給令中左ノ通改正ス
第八条中「大蔵省営繕技監」ノ次ニ「印刷局技監」ヲ加ヘ「専売局理事」ヲ
「
造幣局理事
印刷局理事
専売局理事
専売局医官
」
ニ改ム
第十四条中「造幣局事務官」ヲ「造幣局医官」ニ、「専売局書記官」ヲ
「
印刷局医官
専売局書記官
専売局医官
」
ニ改ム
第十五条中
「
造幣局理事官
印刷局理事官
」
ヲ
「
造幣局事務官
印刷局事務官
」
ニ改ム
別表第一表大蔵省ノ部中印刷局長ノ項ヲ左ノ如ク改ム
【表】
同部中専売局理事ノ項ノ次ニ左ノ如ク加フ
【表】
第九条
昭和十二年勅令第八十一号ハ之ヲ廃止ス
附 則
本令ハ昭和十九年四月一日ヨリ之ヲ施行ス但シ造幣局官制第二条及第三条ノ二ノ改正規定中造幣局理事ニ関スル部分、造幣局官制第九条第一項ノ改正規定並ニ高等官官等俸給令第八条及別表ノ改正規定中造幣局理事ニ関スル部分ハ同年十月一日ヨリ之ヲ施行ス
造幣局官制第二条ノ改正規定ニ拘ラズ昭和十九年九月三十日迄ハ造幣局職員中事務官ハ専任二人、技師ハ専任十八人、属ハ専任五十八人、技手ハ専任百五人、医官補ハ専任三人ヲ以テ定員トス
専売局官制第四条第一項ノ改正規定ニ拘ラズ昭和十九年六月三十日迄ハ専売局職員中事務官ハ専任五十人、技師ハ専任七十八人、属ハ専任二千二百九十六人、技手ハ専任八百四十三人ヲ以テ定員トシ同年十一月三十日迄ハ専売局職員中技師ハ専任七十九人、属ハ専任二千二百八十人、技手ハ専任八百四十五人ヲ以テ定員トス
税務署官制第二条ノ改正規定ニ拘ラズ昭和十九年六月三十日迄ハ税務署職員中司税官ハ専任三百四十一人、属ハ専任一万五百十四人ヲ以テ定員トス
第三条ノ規定施行ノ際現ニ造幣局事務官、造幣局理事官又ハ印刷局理事官ノ職ニ在ル者別ニ辞令ヲ発セラレザルトキハ夫々造幣局書記官、造幣局事務官又ハ印刷局事務官ニ同官等俸給ヲ以テ任ゼラレタルモノトス
第三条ノ規定施行ノ際現ニ造幣局事務官、造幣局理事官又ハ印刷局理事官ニシテ休職中ノモノ別ニ辞令ヲ発セラレザルトキハ休職ノ儘夫々造幣局書記官、造幣局事務官又ハ印刷局事務官ニ同官等俸給ヲ以テ任ゼラレタルモノトス
前二項ノ規定ハ文官任用ノ資格ニ関スル規定ノ適用ヲ妨ゲズ
本文
詳細・沿革