第二條 巡査看守ニ任命セラルル者ノ月俸ハ六級以下トス
判任官以上ノ官職ニ在リタル者及巡査又ハ看守ノ精勤證書ヲ有スル者ニシテ巡査看守ニ任命セラルルトキハ前項ヲ適用セス但シ前職ノ月俸ヲ超ユルコトヲ得ス
第三條 巡査看守ニシテ五級以上ノ月俸ヲ受クル者ハ滿一年ヲ經過スルニアラサレハ昇級スルコトヲ得ス但シ巡査部長看守部長ニ拔擢セラルル者ハ此ノ限ニアラス
第四條 刑事專務又ハ通辯其ノ他特別ノ技能ヲ有スル者ハ第二條第三條ヲ適用セス
第六條 月俸ハ新任昇級降級復職トモ發令ノ翌日ヨリ計算シ退職ノ月ハ日割ヲ以テ計算ス廢廳若ハ事務ノ伸縮ニ因リ免職シタルトキ又ハ休職死亡ノトキハ當月分ノ全額ヲ給ス休職當月復職スルトキハ其ノ月ノ俸給ハ更ニ支給セス
第七條 病氣ノ爲執務セサルコト六十日ヲ踰ユル者及私事ノ故障ニ依リ執務セサルコト二十日ヲ踰ユル者ハ日割ヲ以テ月俸ノ半額ヲ減ス但シ公務ノ爲傷痍ヲ受ケ若ハ疾病ニ罹リ又ハ服忌ヲ受クル者ハ此ノ限ニアラス