証券投資信託は一般大衆に広く普及し、証券市場における信託財産の割合も大きくなっており、その健全な運営は社会的・経済的に重要な課題となっている。このため、受益者保護の徹底と証券市場の健全な発展を図るべく法改正を行う。主な改正点は、委託会社の受益者に対する忠実義務の明確化と信託財産の適正運用確保、証券投資信託協会による業界の自主規制強化、ファミリーファンド方式の導入による運用の効率化である。また、委託会社の免許基準や監督規定の整備など、投資者保護のための規定も整備する。
参照した発言:
第55回国会 衆議院 大蔵委員会 第24号
監督(第二十条の三―第二十四条) |
証券投資信託協会(第二十四条の二―第二十四条の八) |