(行政整理実施ノ為ニスル外交官及領事官官制中改正等ノ件)
法令番号: 勅令第五十七號
公布年月日: 昭和21年1月31日
法令の形式: 勅令
朕行政整理實施ノ爲ニスル外交官及領事官官制中改正等ノ件ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和二十一年一月三十日
內閣總理大臣 男爵 幣原喜重郞
外務大臣 吉田茂
勅令第五十七號
第一條 外交官及領事官官制中左ノ通改正ス
第九條ノ五乃至第九條ノ七ヲ削ル
第十條第三項中「外務省」ノ下ニ「又ハ終戰連絡事務局」ヲ加ヘ同條第六項中「、公使館電信官、大使館調查官、公使館調查官、大使館技師又ハ公使館技師」ヲ「又ハ公使館電信官」ニ改ム
第二條 在外公館職員定員令中左ノ通改正ス
第一條 在外公館職員(特命全權大使ヲ除ク)ノ定員左ノ如シ
特命全權公使
大使館參事官
大使館商務參事官
辨理公使
總領事(勅任タルモノ)
專任十人
大使館一等書記官
大使館二等書記官
大使館三等書記官
大使館商務書記官
公使館一等書記官
公使館二等書記官
公使館三等書記官
公使館商務書記官
總領事(奏任タルモノ)
領事
貿易事務官
大使館一等通譯官
大使館二等通譯官
公使館一等通譯官
公使館二等通譯官
大使館理事官
公使館理事官
大使館電信官
公使館電信官
副領事
外交官補
領事官補
專任二百三人
外務書記生
外務通譯生
外務電信書記生
專任二百一人
第二條中「、公使館電信官、大使館調查官、公使館調查官、大使館技師及公使館技師」ヲ「及公使館電信官」ニ、「十一人」ヲ「十五人」ニ改ム
第三條 高等官官等俸給令中左ノ通改正ス
第八條中
大使館技師
公使館技師
ヲ削ル
第十四條中
大使館調查官
公使館調查官
大使館技師
公使館技師
ヲ削ル
第十五條中「外務省警視」ヲ削ル
別表第一表在外公館ノ部中大使館技師ノ項及公使館技師ノ項ヲ削ル
第四條 在外公館費用條例中左ノ通改正ス
第三條但書中「外務省ノ事務ニ從事スルコトヲ命セラレタル者」ヲ「外務省若ハ終戰連絡事務局ノ事務ニ從事スルコトヲ命セラレ又ハ外務官吏研修所ノ研修員ヲ命セラレタル者」ニ改メ「六人ヲ限リ」ヲ削ル
第五條 支那ニ在勤スル在外公館職員ノ在勤俸ニ關スル特例中左ノ通改正ス
別表中大使館調查官ノ項及大使館技師ノ項ヲ削ル
第六條 昭和十年勅令第二百三十六號中左ノ通改正ス
第二條ノ二及第三條ヲ削ル
第四條中「、外務電信書記生及大公使館技手」ヲ「及外務電信書記生」ニ改メ同條ヲ第三條トス
別表ヲ削ル
第七條 左ニ揭グル勅令ハ之ヲ廢止ス
外務部內臨時職員設置制
大正五年勅令第百九十六號
附 則
本令ハ昭和二十一年二月一日ヨリ之ヲ施行ス
本令施行ノ際現ニ外國ニ在勤スル者ニ對スル支那ニ在勤スル在外公館職員ノ在勤俸ニ關スル特例及昭和十年勅令第二百三十六號ノ適用ニ付テハ其ノ者ガ歸朝スルニ至ル迄仍從前ノ例ニ依ル
朕行政整理実施ノ為ニスル外交官及領事官官制中改正等ノ件ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和二十一年一月三十日
内閣総理大臣 男爵 幣原喜重郎
外務大臣 吉田茂
勅令第五十七号
第一条 外交官及領事官官制中左ノ通改正ス
第九条ノ五乃至第九条ノ七ヲ削ル
第十条第三項中「外務省」ノ下ニ「又ハ終戦連絡事務局」ヲ加ヘ同条第六項中「、公使館電信官、大使館調査官、公使館調査官、大使館技師又ハ公使館技師」ヲ「又ハ公使館電信官」ニ改ム
第二条 在外公館職員定員令中左ノ通改正ス
第一条 在外公館職員(特命全権大使ヲ除ク)ノ定員左ノ如シ
特命全権公使
大使館参事官
大使館商務参事官
弁理公使
総領事(勅任タルモノ)
専任十人
大使館一等書記官
大使館二等書記官
大使館三等書記官
大使館商務書記官
公使館一等書記官
公使館二等書記官
公使館三等書記官
公使館商務書記官
総領事(奏任タルモノ)
領事
貿易事務官
大使館一等通訳官
大使館二等通訳官
公使館一等通訳官
公使館二等通訳官
大使館理事官
公使館理事官
大使館電信官
公使館電信官
副領事
外交官補
領事官補
専任二百三人
外務書記生
外務通訳生
外務電信書記生
専任二百一人
第二条中「、公使館電信官、大使館調査官、公使館調査官、大使館技師及公使館技師」ヲ「及公使館電信官」ニ、「十一人」ヲ「十五人」ニ改ム
第三条 高等官官等俸給令中左ノ通改正ス
第八条中
大使館技師
公使館技師
ヲ削ル
第十四条中
大使館調査官
公使館調査官
大使館技師
公使館技師
ヲ削ル
第十五条中「外務省警視」ヲ削ル
別表第一表在外公館ノ部中大使館技師ノ項及公使館技師ノ項ヲ削ル
第四条 在外公館費用条例中左ノ通改正ス
第三条但書中「外務省ノ事務ニ従事スルコトヲ命セラレタル者」ヲ「外務省若ハ終戦連絡事務局ノ事務ニ従事スルコトヲ命セラレ又ハ外務官吏研修所ノ研修員ヲ命セラレタル者」ニ改メ「六人ヲ限リ」ヲ削ル
第五条 支那ニ在勤スル在外公館職員ノ在勤俸ニ関スル特例中左ノ通改正ス
別表中大使館調査官ノ項及大使館技師ノ項ヲ削ル
第六条 昭和十年勅令第二百三十六号中左ノ通改正ス
第二条ノ二及第三条ヲ削ル
第四条中「、外務電信書記生及大公使館技手」ヲ「及外務電信書記生」ニ改メ同条ヲ第三条トス
別表ヲ削ル
第七条 左ニ掲グル勅令ハ之ヲ廃止ス
外務部内臨時職員設置制
大正五年勅令第百九十六号
附 則
本令ハ昭和二十一年二月一日ヨリ之ヲ施行ス
本令施行ノ際現ニ外国ニ在勤スル者ニ対スル支那ニ在勤スル在外公館職員ノ在勤俸ニ関スル特例及昭和十年勅令第二百三十六号ノ適用ニ付テハ其ノ者ガ帰朝スルニ至ル迄仍従前ノ例ニ依ル