第十條 第三種ノ所得ニ對スル所得稅及個人ノ臨時利得稅ニ付テハ昭和二十年分ヨリ本令ヲ適用ス但シ第十條第一項ノ規定ノ適用ヲ妨ゲズ
法人ノ普通所得ニ對スル所得稅及臨時利得稅ニ付テハ昭和二十年一月一日以後ニ終了スル事業年度分ヨリ、淸算所得ニ對スル所得稅ニ付テハ同年四月一日以後ニ於ケル解散又ハ合併ニ因ル分ヨリ本令ヲ適用ス但シ第三項ノ規定ノ適用ヲ妨ゲズ
樺太臨時租稅措置令第三十一條乃至第三十四條ノ改正規定ハ法人ノ昭和二十年四月一日以降ニ終了スル事業年度分ノ所得稅、法人資本稅及臨時利得稅ヨリ之ヲ適用ス
特別ノ法人ノ各事業年度ノ剩餘金ニ對スル特別法人稅ニ付テハ昭和二十年一月一日以後ニ終了スル事業年度分ヨリ、淸算剩餘金ニ對スル特別法人稅ニ付テハ同年四月一日以後ニ於ケル解散又ハ合併ニ因ル分ヨリ本令ヲ適用ス
第十一條 本令施行前ニ於ケル株式ノ消却、退社、出資ノ減少、解散又ハ合併ニ因ル從前ノ樺太所得稅令第十五條ノ二ニ規定スル利益ノ配當及本令施行前ニ於ケル營業ニ非ザル株式ノ淸算取引ニ因ル所得ニ對スル所得稅ニ付テハ仍從前ノ例ニ依ル但シ當該利益ノ配當及當該淸算取引ニ因ル所得ニ對スル所得稅ノ徵收ニ付テハ改正後ノ樺太所得稅令第四十五條ニ規定スル納期ニ依ル
本令施行前ニ於ケル合併又ハ解散ニ因ル法人ノ淸算所得ニ對スル所得稅ニ付テハ仍從前ノ例ニ依ル