第十九條 日當、宿泊料及食卓料ハ別表ニ揭グル所ニ從ヒ定額ニ依リ之ヲ支給ス
第二十條 日當ハ日數ニ應ジ、宿泊料ハ夜數ニ應ジ之ヲ支給ス
水路旅行ニハ宿泊料ヲ支給セズ但シ天災其ノ他已ムヲ得ザル事由ニ因リ上陸宿泊ヲ要シタル場合ハ此ノ限ニ在ラズ
食卓料ハ水路旅行ニ於テ船賃ノ外別ニ食料ヲ要スル場合又ハ船賃ヲ要セザルモ食料ヲ要スル場合ニ於テ夜數ニ應ジ之ヲ支給ス
第二十一條 鐵道百粁未滿、水路五十粁未滿又ハ陸路二十五粁未滿ノ旅行ニ在リテハ公務ノ都合ニ依リ宿泊シタル場合ヲ除クノ外其ノ日當ハ定額ノ二分ノ一ニ相當スル額トス
鐵道、水路又ハ陸路ニ亙ル旅行ニ在リテハ鐵道ハ四粁、水路ハ二粁ヲ以テ陸路一粁ト看做シ前項ノ規定ヲ適用ス
第二十二條 在勤地內ノ出張ニシテ遠距離ニ涉リ又ハ長時間ニ及ブモノニ在リテハ定額ノ二分ノ一ニ相當スル額以內ノ日當ヲ支給スルコトヲ得
第二十三條 同一地ニ滯在スル場合ニ於ケル日當及宿泊料ハ其ノ地ニ到着シタル日ノ翌日ヨリ起算シ滯在日數十五日ヲ超ユル場合ニ於テハ其ノ超過日數ニ付定額ノ一割、三十日ヲ超ユル場合ニ於テハ其ノ超過日數ニ付定額ノ二割、六十日ヲ超ユル場合ニ於テハ其ノ超過日數ニ付定額ノ三割、百日ヲ超ユル場合ニ於テハ其ノ超過日數ニ付定額ノ四割ニ相當スル額ヲ減ズ
同一地ニ滯在中一時他ノ地ニ出張シタル場合ニ於ケル前項ノ期間ハ前後ノ日數ヲ通算シタルモノニ依ル