新事態に対処するため、家畜伝染病予防法を整備強化する必要がある。敗戦により国内家畜防疫と一連の関係にあった防疫施設を失い、終戦の混乱に乗じて各種伝染病が流行している。また家畜の密輸入が絶えない状況を踏まえ、畜産振興の要請に応えるためにも、家畜防疫をさらに強化する必要がある。これらの理由から、本法案を提案するものである。
参照した発言: 第2回国会 衆議院 農林委員会 第19号