(東京都官制外五勅令中改正ノ件)
法令番号: 勅令第五百七十三號
公布年月日: 昭和19年9月30日
法令の形式: 勅令
朕東京都官制外五勅令中改正ノ件ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十九年九月二十九日
內閣總理大臣 小磯國昭
軍需大臣 藤原銀次郞
內務大臣 大達茂雄
勅令第五百七十三號
第一條 東京都官制中左ノ通改正ス
第一條中「技師 專任四百八人」ヲ「技師 專任四百七十人」ニ、
技手
專任三千八百四十七人
技手
專任三千九百六十八人
ニ改ム
第二條 警視廳官制中左ノ通改正ス
第一條第一項中「事務官 專任二十六人」ヲ「事務官 專任二十七人」ニ、「屬 專任三百四十人」ヲ「屬 專任三百五十人」ニ改ム
第三條中「工場法ノ適用ヲ受クル工場ニ於ケル退職積立金及退職手當法施行ニ關スル事務、退職金審査會ニ關スル事務」ヲ「退職積立金及退職手當法施行ニ關スル事務」ニ改ム
第十二條勤勞部ノ部第七號ヲ左ノ如ク改ム
七 退職積立金及退職手當法施行ニ關スル事項
第十六條ノ二第二項及第二十三條第二項中「工場法ノ適用ヲ受クル工場ニ於ケル」ヲ削ル
第三條 北海道廳官制中左ノ通改正ス
第一條第一項中「屬 專任二百十三人」ヲ「屬 專任二百十八人」ニ改ム
第一條ノ二中
技師 專任九十二人以內
技手
專任八百十一人以內
技師 專任百三十五人以內
技手
專任八百八十一人以內
ニ改ム
第十二條第六項第八號ヲ左ノ如ク改ム
八 退職積立金及退職手當法施行ニ關スル事項
第十六條ノ三第二項及第二十九條ノ三第二項中「工場法ノ適用ヲ受クル工場ニ於ケル」ヲ削ル
第四條 地方官官制中左ノ通改正ス
第一條第一項中「地方事務官 專任八百八十五人」ヲ「地方事務官 專任九百一人」ニ、「屬 專任四千百一人」ヲ「屬 專任四千百九十六人」ニ改ム
第二條中
地方事務官 專任千八人以內
地方技師 專任三千八百二十六人以內
地方事務官 專任千十五人以內
地方技師 專任四千三百六十一人以內
ニ、
技手
專任二萬六千三百五十九人以內
技手
專任二萬七千二百七十八人以內
ニ改ム
第十五條第八號ヲ左ノ如ク改ム
八 退職積立金及退職手當法施行ニ關スル事項
第三十五條第二項中「工場法ノ適用ヲ受クル工場ニ於ケル」ヲ削ル
第五條 昭和十八年勅令第五百七號中左ノ通改正ス
「技師三百九十一人」ヲ「技師四百五十三人」ニ、「屬及技手ヲ通ジ三千六百九十二人」ヲ「屬及技手ヲ通ジ三千八百十三人」ニ改ム
第六條 地方鑛山局官制中左ノ通改正ス
第一條及第三條第一項中「、砂鑛業ニ於ケル勞働者災害扶助法施行ニ關スル事務竝ニ鑛業法ノ適用ヲ受クル事業ニ於ケル退職積立金及退職手當法施行ニ關スル事務」ヲ「竝ニ砂鑛業ニ於ケル勞働者災害扶助法施行ニ關スル事務」ニ改ム
第六條第二項及第九條第二項中「、鑛業及砂鑛業ニ於ケル工業勞働者最低年齡法施行ニ關スル事務竝ニ鑛業法ノ適用ヲ受クル事業ニ於ケル退職積立金及退職手當法施行ニ關スル事務」ヲ「竝ニ鑛業及砂鑛業ニ於ケル工業勞働者最低年齡法施行ニ關スル事務」ニ改ム
附 則
本令ハ昭和十九年十月一日ヨリ之ヲ施行ス
本令施行ノ際現ニ遞信局醫官ノ職ニ在リテ簡易保險健康相談所(樺太ニ所在スルモノヲ除ク)ニ屬スル者別ニ辭令ヲ發セラレザルトキハ東京都ニ所在スル簡易保險健康相談所ニ屬スル者ハ東京都技師ニ、北海道ニ所在スル簡易保險健康相談所ニ屬スル者ハ北海道廳技師ニ、府縣ニ所在スル簡易保險健康相談所ニ屬スル者ハ地方技師ニ同官等俸給ヲ以テ任ゼラレタルモノトス
本令施行ノ際現ニ遞信局醫官ノ職ニ在リテ簡易保險健康相談所(樺太ニ所在スルモノヲ除ク)ニ屬スル者ニシテ休職中ノモノ別ニ辭令ヲ發セラレザルトキハ休職ノ儘前項ノ例ニ依リ東京都技師、北海道廳技師又ハ地方技師ニ同官等俸給ヲ以テ任ゼラレタルモノトス
前二項ノ規定ハ文官任用ノ資格ニ關スル規定ノ適用ヲ妨ゲズ
朕東京都官制外五勅令中改正ノ件ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十九年九月二十九日
内閣総理大臣 小磯国昭
軍需大臣 藤原銀次郎
内務大臣 大達茂雄
勅令第五百七十三号
第一条 東京都官制中左ノ通改正ス
第一条中「技師 専任四百八人」ヲ「技師 専任四百七十人」ニ、
技手
専任三千八百四十七人
技手
専任三千九百六十八人
ニ改ム
第二条 警視庁官制中左ノ通改正ス
第一条第一項中「事務官 専任二十六人」ヲ「事務官 専任二十七人」ニ、「属 専任三百四十人」ヲ「属 専任三百五十人」ニ改ム
第三条中「工場法ノ適用ヲ受クル工場ニ於ケル退職積立金及退職手当法施行ニ関スル事務、退職金審査会ニ関スル事務」ヲ「退職積立金及退職手当法施行ニ関スル事務」ニ改ム
第十二条勤労部ノ部第七号ヲ左ノ如ク改ム
七 退職積立金及退職手当法施行ニ関スル事項
第十六条ノ二第二項及第二十三条第二項中「工場法ノ適用ヲ受クル工場ニ於ケル」ヲ削ル
第三条 北海道庁官制中左ノ通改正ス
第一条第一項中「属 専任二百十三人」ヲ「属 専任二百十八人」ニ改ム
第一条ノ二中
技師 専任九十二人以内
技手
専任八百十一人以内
技師 専任百三十五人以内
技手
専任八百八十一人以内
ニ改ム
第十二条第六項第八号ヲ左ノ如ク改ム
八 退職積立金及退職手当法施行ニ関スル事項
第十六条ノ三第二項及第二十九条ノ三第二項中「工場法ノ適用ヲ受クル工場ニ於ケル」ヲ削ル
第四条 地方官官制中左ノ通改正ス
第一条第一項中「地方事務官 専任八百八十五人」ヲ「地方事務官 専任九百一人」ニ、「属 専任四千百一人」ヲ「属 専任四千百九十六人」ニ改ム
第二条中
地方事務官 専任千八人以内
地方技師 専任三千八百二十六人以内
地方事務官 専任千十五人以内
地方技師 専任四千三百六十一人以内
ニ、
技手
専任二万六千三百五十九人以内
技手
専任二万七千二百七十八人以内
ニ改ム
第十五条第八号ヲ左ノ如ク改ム
八 退職積立金及退職手当法施行ニ関スル事項
第三十五条第二項中「工場法ノ適用ヲ受クル工場ニ於ケル」ヲ削ル
第五条 昭和十八年勅令第五百七号中左ノ通改正ス
「技師三百九十一人」ヲ「技師四百五十三人」ニ、「属及技手ヲ通ジ三千六百九十二人」ヲ「属及技手ヲ通ジ三千八百十三人」ニ改ム
第六条 地方鉱山局官制中左ノ通改正ス
第一条及第三条第一項中「、砂鉱業ニ於ケル労働者災害扶助法施行ニ関スル事務並ニ鉱業法ノ適用ヲ受クル事業ニ於ケル退職積立金及退職手当法施行ニ関スル事務」ヲ「並ニ砂鉱業ニ於ケル労働者災害扶助法施行ニ関スル事務」ニ改ム
第六条第二項及第九条第二項中「、鉱業及砂鉱業ニ於ケル工業労働者最低年齢法施行ニ関スル事務並ニ鉱業法ノ適用ヲ受クル事業ニ於ケル退職積立金及退職手当法施行ニ関スル事務」ヲ「並ニ鉱業及砂鉱業ニ於ケル工業労働者最低年齢法施行ニ関スル事務」ニ改ム
附 則
本令ハ昭和十九年十月一日ヨリ之ヲ施行ス
本令施行ノ際現ニ逓信局医官ノ職ニ在リテ簡易保険健康相談所(樺太ニ所在スルモノヲ除ク)ニ属スル者別ニ辞令ヲ発セラレザルトキハ東京都ニ所在スル簡易保険健康相談所ニ属スル者ハ東京都技師ニ、北海道ニ所在スル簡易保険健康相談所ニ属スル者ハ北海道庁技師ニ、府県ニ所在スル簡易保険健康相談所ニ属スル者ハ地方技師ニ同官等俸給ヲ以テ任ゼラレタルモノトス
本令施行ノ際現ニ逓信局医官ノ職ニ在リテ簡易保険健康相談所(樺太ニ所在スルモノヲ除ク)ニ属スル者ニシテ休職中ノモノ別ニ辞令ヲ発セラレザルトキハ休職ノ儘前項ノ例ニ依リ東京都技師、北海道庁技師又ハ地方技師ニ同官等俸給ヲ以テ任ゼラレタルモノトス
前二項ノ規定ハ文官任用ノ資格ニ関スル規定ノ適用ヲ妨ゲズ