大正7年の第40議会で徴兵令が改正され、師範学校卒業生の兵役期間が従来の6週間から1年に延長された。これにより、現役兵として服役する師範学校卒業生に対する俸給支給が必要となった。この法案は、その俸給の8割を国庫から支出することで市町村の負担を軽減することを目的としている。
参照した発言: 第44回帝国議会 衆議院 本会議 第11号