地方分権改革の進展により地方公共団体の権限や機能が拡大する中で、地方議会の役割と責任が一層重要となり、議員に求められる活動領域も拡大している。この実態を踏まえ、議員活動をより積極的に展開していくため、地方議員の位置づけを明確化する必要がある。具体的には、議会が協議・調整の場を設けることができる規定を整備するとともに、議員の報酬に関する規定を他の行政委員会委員等と分離し、名称を議員報酬に改めることとする。これにより、地方議会の活動の重要性を明確化し、公開性・透明性の向上を図るものである。
参照した発言:
第169回国会 衆議院 総務委員会 第25号