戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律
法令番号: 法律第七十三号
公布年月日: 昭和57年8月10日
法令の形式: 法律
戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律をここに公布する。
御名御璽
昭和五十七年八月十日
内閣総理大臣 鈴木善幸
法律第七十三号
戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律
(戦傷病者戦没者遺族等援護法の一部改正)
第一条 戦傷病者戦没者遺族等援護法(昭和二十七年法律第百二十七号)の一部を次のように改正する。
第八条第一項の表中「二、六〇四、〇〇〇円」を「二、七六八、五〇〇円」に、「三、七二〇、〇〇〇円」を「三、九五五、〇〇〇円」に、「三、〇八六、〇〇〇円」を「三、二八六、〇〇〇円」に、「二、五三三、〇〇〇円」を「二、六九七、〇〇〇円」に、「一、九九五、〇〇〇円」を「二、一三〇、〇〇〇円」に、「一、六一一、〇〇〇円」を「一、七二〇、〇〇〇円」に、「一、二九五、〇〇〇円」を「一、三八六、〇〇〇円」に、「一、一八六、〇〇〇円」を「一、二六六、〇〇〇円」に、「一、〇七九、〇〇〇円」を「一、一五三、〇〇〇円」に、「八六七、〇〇〇円」を「九二五、〇〇〇円」に、「六九四、〇〇〇円」を「七四二、〇〇〇円」に、「六一〇、〇〇〇円」を「六五四、〇〇〇円」に改め、同条第二項中「あつては、十三万二千円」を「あつては、十四万四千円」に、「九万円」を「九万六千円」に、「ないときは、十三万二千円」を「ないときは、十三万八千円」に改め、同条第三項中「十三万二千円」を「十四万四千円」に改め、同条第七項の表中「三、九五七、〇〇〇円」を「四、二〇七、〇〇〇円」に、「三、二八三、〇〇〇円」を「三、四九〇、〇〇〇円」に、「二、八一六、〇〇〇円」を「二、九九四、〇〇〇円」に、「二、三一四、〇〇〇円」を「二、四六〇、〇〇〇円」に、「一、八五六、〇〇〇円」を「一、九七三、〇〇〇円」に改める。
第八条の二第一項の表中「一、九八二、八〇〇円」を「二、一〇八、六〇〇円」に、「二、八三二、五〇〇円」を「三、〇一二、三〇〇円」に、「二、三五一、六〇〇円」を「二、五〇四、九〇〇円」に、「一、九三五、八〇〇円」を「二、〇六二、三〇〇円」に、「一、五二八、六〇〇円」を「一、六三二、七〇〇円」に、「一、二四〇、四〇〇円」を「一、三二四、六〇〇円」に、「九九九、四〇〇円」を「一、〇七〇、四〇〇円」に、「九一二、一〇〇円」を「九七四、三〇〇円」に、「八三〇、五〇〇円」を「八八八、二〇〇円」に、「六六八、七〇〇円」を「七一三、五〇〇円」に、「五三八、九〇〇円」を「五七六、五〇〇円」に、「四七一、五〇〇円」を「五〇五、四〇〇円」に改め、同条第三項の表中「三、〇一三、一〇〇円」を「三、二〇四、四〇〇円」に、「二、五〇〇、〇〇〇円」を「二、六五八、八〇〇円」に、「二、一四四、一〇〇円」を「二、二八〇、三〇〇円」に、「一、七六一、六〇〇円」を「一、八七三、五〇〇円」に、「一、四一三、四〇〇円」を「一、五〇三、二〇〇円」に改める。
第二十六条第一項中「百二十三万六千円」を「百三十二万円」に改める。
第二十七条第一項中「百二十三万六千円」を「百三十二万円」に、「九十八万千円」を「百四万七千円」に改め、同条第三項の表中「二四〇、〇〇〇円」を「二五九、〇〇〇円」に、「一八〇、〇〇〇円」を「一九四、三〇〇円」に、「一〇八、〇〇〇円」を「一一六、六〇〇円」に改める。
(未帰還者留守家族等援護法の一部改正)
第二条 未帰還者留守家族等援護法(昭和二十八年法律第百六十一号)の一部を次のように改正する。
第八条中「九万五千円」を「十万二千円」に、「九万八千五百円」を「十万五千五百円」に、「十万二千円」を「十万九千円」に改める。
(戦傷病者戦没者遺族等援護法の一部を改正する法律の一部改正)
第三条 戦傷病者戦没者遺族等援護法の一部を改正する法律(昭和二十八年法律第百八十一号)の一部を次のように改正する。
附則第十八項中「十三万二千円」を「十四万四千円」に改める。
(戦没者等の妻に対する特別給付金支給法の一部改正)
第四条 戦没者等の妻に対する特別給付金支給法(昭和三十八年法律第六十一号)の一部を次のように改正する。
附則第二十三項を附則第二十五項とし、附則第二十二項の次に次の二項を加える。
23 昭和四十八年三月三十一日以前に死亡した者の妻(婚姻の届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の事情にあつた者を含む。)として、戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律(昭和五十六年法律第二十六号)による遺族援護法第二条第三項第四号の規定の改正により遺族援護法第二十三条第二項に規定する遺族給与金(同項第一号又は第四号に掲げる遺族に支給されるものに限る。)を受ける権利を有するに至つた者は、第二条に規定する戦没者等の妻とみなす。
24 前項の規定により特別給付金を受ける権利を有するに至つた者に交付する第四条第二項に規定する国債の発行の日は、昭和五十七年十一月一日とする。
(戦傷病者等の妻に対する特別給付金支給法の一部改正)
第五条 戦傷病者等の妻に対する特別給付金支給法(昭和四十一年法律第百九号)の一部を次のように改正する。
附則第六項を附則第九項とし、附則第五項の次に次の三項を加える。
6 戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律(昭和五十六年法律第二十六号)による遺族援護法第二条第三項第四号の規定の改正により障害年金又は障害一時金を受けるに至つた者は、第二条の規定の適用については、昭和五十四年四月一日において同条第四号の給付を受けていた者又は受けたことがある者とみなす。
7 前項の規定により特別給付金を受ける権利を有することとなるべき者については、第三条第一項第一号中「同年十月一日」とあるのは「昭和五十七年十月一日」と、同項第三号及び第四号中「昭和五十四年十月一日」とあるのは「昭和五十七年十月一日」とする。
8 前二項の規定により特別給付金を受ける権利を有するに至つた者に交付する第四条第二項に規定する国債の発行の日は、昭和五十七年十月一日とする。
(戦没者の父母等に対する特別給付金支給法の一部改正)
第六条 戦没者の父母等に対する特別給付金支給法(昭和四十二年法律第五十七号)の一部を次のように改正する。
附則第三十項中「この項において「除籍時」」を「「除籍時」」に改める。
附則第三十三項を附則第三十八項とし、附則第三十二項の次に次の五項を加える。
33 昭和四十八年三月三十一日以前に死亡した者の父母又は祖父母として、戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律(昭和五十六年法律第二十六号。以下「法律第二十六号」という。)による遺族援護法第二条第三項第四号の規定の改正により遺族援護法第二十三条第二項に規定する遺族給与金(同項第一号又は第四号に掲げる遺族に支給されるものに限る。)を受ける権利を有するに至つた者(遺族援護法第二十五条第一項第三号又は第五号に規定する条件に該当しているとするならば当該遺族給与金を受けるべき者を含む。)は、第二条第一項に規定する遺族年金受給権者たる父母等とみなす。
34 前項の規定により特別給付金を受ける権利を有することとなるべき者については、第二条第一項中「昭和四十二年三月三十一日」とあり、及び第二条の二中「昭和四十四年九月三十日」とあるのはそれぞれ「昭和五十七年九月三十日」と、第三条第三項及び第四項中「昭和四十二年四月一日」とあるのは「昭和五十七年十月一日」とする。
35 昭和四十八年三月三十一日以前に死亡した者の父母又は祖父母として、法律第二十六号による遺族援護法第二条第三項第四号の規定の改正により遺族援護法第二十三条第二項に規定する遺族給与金(同項第一号又は第四号に掲げる遺族に支給されるものに限る。)を受ける権利を有するに至つた者(遺族援護法第二十五条第一項第三号又は第五号に規定する条件に該当しているとするならば当該遺族給与金を受けるべき者を含む。)であつて、当該死亡した者の除籍時から昭和五十七年九月三十日までの間にその者と氏を同じくする第二条第一項ただし書に規定する子又は孫を有するに至らなかつたもの(以下この項において「父母等」という。)のうち、当該死亡した者の除籍時に氏を同じくする子も孫もいなかつた者(当該死亡した者の除籍時に子も孫もいなかつた他の父母等が同年十月一日においている場合にあつては、当該死亡した者の除籍時に子も孫もいなかつた者に限る。)は、同条第一項に規定する戦役者の父母等とみなす。ただし、その者が他の事由により特別給付金を受ける権利を取得した場合及び当該死亡した者の死亡に関し他に特別給付金を受ける権利を有することとなる者がある場合は、この限りでない。
36 前項の規定により特別給付金を受ける権利を有することとなるべき者については、第三条第三項及び第四項中「昭和四十二年四月一日」とあるのは、「昭和五十七年十月一日」とする。
37 附則第三十二項から前項までの規定により特別給付金を受ける権利を有するに至つた者に交付する第五条第二項に規定する国債の発行の日は、昭和五十七年十月一日とする。
附 則
(施行期日等)
第一条 この法律は、公布の日から施行する。ただし、第四条から第六条までの規定は、昭和五十七年十月一日から施行する。
2 次に掲げる規定は、昭和五十七年五月一日から適用する。
一 第一条の規定による改正後の戦傷病者戦没者遺族等援護法(以下「遺族援護法」という。)第八条第一項から第三項まで及び第七項、第八条の二第一項及び第三項、第二十六条第一項並びに第二十七条第一項及び第三項の規定
二 第二条の規定による改正後の未帰還者留守家族等援護法(以下「留守家族援護法」という。)第八条の規定
三 第三条の規定による改正後の戦傷病者戦没者遺族等援護法の一部を改正する法律(昭和二十八年法律第百八十一号。以下「法律第百八十一号」という。)附則第十八項の規定
四 次条から附則第五条までの規定
(遺族援護法の一部改正に伴う経過措置)
第二条 昭和五十七年五月から同年七月までの月分の障害年金については、第一条の規定による改正後の遺族援護法第八条第一項の表中「二、七六八、五〇〇円」とあるのは「二、七四七、五〇〇円」と、「三、九五五、〇〇〇円」とあるのは「三、九二五、〇〇〇円」と、「三、二八六、〇〇〇円」とあるのは「三、二五六、〇〇〇円」と、「二、六九七、〇〇〇円」とあるのは「二、六七二、〇〇〇円」と、「二、一三〇、〇〇〇円」とあるのは「二、一〇五、〇〇〇円」と、「一、七二〇、〇〇〇円」とあるのは「一、七〇〇、〇〇〇円」と、「一、三八六、〇〇〇円」とあるのは「一、三六六、〇〇〇円」と、「一、二六六、〇〇〇円」とあるのは「一、二五一、〇〇〇円」と、「一、一五三、〇〇〇円」とあるのは「一、一三八、〇〇〇円」と、「九二五、〇〇〇円」とあるのは「九一五、〇〇〇円」と、「七四二、〇〇〇円」とあるのは「七三二、〇〇〇円」と、「六五四、〇〇〇円」とあるのは「六四四、〇〇〇円」とし、第一条の規定による改正後の遺族援護法第八条の二第一項の表中「二、一〇八、六〇〇円」とあるのは「二、〇九一、八〇〇円」と、「三、〇一二、三〇〇円」とあるのは、「二、九八八、三〇〇円」と、「二、五〇四、九〇〇円」とあるのは「二、四八〇、九〇〇円」と、「二、〇六二、三〇〇円」とあるのは「二、〇四二、三〇〇円」と、「一、六三二、七〇〇円」とあるのは「一、六一二、七〇〇円」と、「一、三二四、六〇〇円」とあるのは「一、三〇八、六〇〇円」と、「一、〇七〇、四〇〇円」とあるのは「一、〇五四、四〇〇円」と、「九七四、三〇〇円」とあるのは「九六二、三〇〇円」と、「八八八、二〇〇円」とあるのは「八七六、二〇〇円」と、「七一三、五〇〇円」とあるのは「七〇五、五〇〇円」と、「五七六、五〇〇円」とあるのは「五六八、五〇〇円」と、「五〇五、四〇〇円」とあるのは「四九七、四〇〇円」とする。
第三条 昭和五十七年五月一日から同年七月三十一日までの間に支給事由が生じた障害一時金については、第一条の規定による改正後の遺族援護法第八条第七項の表中「四、二〇七、〇〇〇円」とあるのは「四、一七五、〇〇〇円」と、「三、四九〇、〇〇〇円」とあるのは「三、四六四、〇〇〇円」と、「二、九九四、〇〇〇円」とあるのは「二、九七一、〇〇〇円」と、「二、四六〇、〇〇〇円」とあるのは「二、四四一、〇〇〇円」と、「一、九七三、〇〇〇円」とあるのは「一、九五八、〇〇〇円」とし、第一条の規定による改正後の遺族援護法第八条の二第三項の表中「三、二〇四、四〇〇円」とあるのは「三、一七八、八〇〇円」と、「二、六五八、八〇〇円」とあるのは「二、六三七、五〇〇円」と、「二、二八〇、三〇〇円」とあるのは「二、二六二、〇〇〇円」と、「一、八七三、五〇〇円」とあるのは「一、八五八、五〇〇円」と、「一、五〇三、二〇〇円」とあるのは「一、四九一、一〇〇円」とする。
第四条 昭和五十七年五月から同年七月までの月分の遺族年金及び遺族給与金については、第一条の規定による改正後の遺族援護法第二十六条第一項中「百三十二万円」とあるのは「百二十九万九千円」とし、第一条の規定による改正後の遺族援護法第二十七条第一項中「百三十二万円」とあるのは「百二十九万九千円」と、「百四万七千円」とあるのは「百三万円」とし、同条第三項の表中「二五九、〇〇〇円」とあるのは「二五三、二〇〇円」と、「一九四、三〇〇円」とあるのは「一八九、九〇〇円」と、「一一六、六〇〇円」とあるのは「一一三、九〇〇円」とする。
(留守家族援護法の一部改正に伴う経過措置)
第五条 昭和五十七年五月から同年七月までの月分の留守家族手当については、第二条の規定による改正後の留守家族援護法第八条中「十万二千円」とあるのは「十万二百五十円」と、「十万五千五百円」とあるのは「十万三千七百五十円」と、「十万九千円」とあるのは「十万七千二百五十円」とする。
(遺族援護法等の一部改正に伴う経過措置)
第六条 この法律による改正前の遺族援護法、法律第百八十一号又は留守家族援護法の規定による昭和五十七年五月以降の分として支払われた障害年金、遺族年金若しくは遺族給与金又は留守家族手当は、この法律による改正後の遺族援護法、法律第百八十一号又は留守家族援護法の規定による当該障害年金、遺族年金若しくは遺族給与金又は留守家族手当の内払とみなす。
厚生大臣 森下元晴
内閣総理大臣 鈴木善幸