学校教育における寮母、養護助教諭、実習助手、助手等は重要な職責を担っているが、その身分や職務に関する法的整備が不十分である。そこで、これらの職員を学校に置くことができることを明確にし、その身分を確立する規定を設けることで、学校教育の円滑な運営を図るため本法案を提出する。具体的には、盲・聾・養護学校における寮母の設置と職務規定の制定、養護助教諭と実習助手の職務・身分関係の明確化、大学・高等専門学校の助手の教育公務員化を行う。これにより、これらの職員の責任感と自信、希望が高められ、資質向上と待遇改善につながることが期待される。
参照した発言:
第46回国会 参議院 文教委員会 第19号