神戸は横浜と同様、自然条件や外国人居住者数において類似点が多く、両港で日本の貿易の半分以上を担う重要港湾である。しかし、空襲により港湾設備や市街地、産業設備等が壊滅的な被害を受け、その復興は困難な状況にある。神戸は戦前から多くの外国人が居住し、特殊な都市の色彩を有していたことから、一般的な都市計画とは異なる観点から、国際性を重視した港都建設を行う必要がある。別府や京都、奈良などの特別都市建設と基本的な方向性は同じだが、国際的な色彩を持つ港都として、より高度な事業計画の実施を地元市民が強く望んでいる。
参照した発言:
第8回国会 衆議院 建設委員会 第7号