(戸籍手数料の額を定める法律)
法令番号: 法律第51号
公布年月日: 昭和23年6月1日
法令の形式: 法律

提案理由 (AIによる要約)

戸籍法改正により、戸籍手数料の額は法律で定めることとされた。現在は戸籍手数料規則により政令で定められているが、財政法第三条の施行に先立ち、これを法律に切り換える必要がある。法案の内容は現行の戸籍手数料規則と同一で、戸籍簿等の閲覧、戸籍等の謄抄本、戸籍の記載事項その他の証明は、いずれも一回、一枚、一件につき五円とするものである。この額は昨年十月一日より実施されているものである。

参照した発言:
第2回国会 衆議院 司法委員会 第13号

審議経過

第2回国会

衆議院
(昭和23年4月15日)
参議院
(昭和23年5月4日)
衆議院
(昭和23年5月6日)
(昭和23年5月7日)
参議院
(昭和23年5月18日)
(昭和23年5月21日)
衆議院
(昭和23年6月7日)
戸籍手数料の額を定める法律をここに公布する。
御名御璽
昭和二十三年六月一日
内閣総理大臣 芦田均
法律第五十一号
第一條 戸籍法の規定によつて納める手数料の額は、この法律の定めるところによる。
第二條 戸籍簿、除籍簿又は戸籍法第四十八條第二項(同法第百十七條において準用する場合を含む。)の書類の閲覽についての手数料は、一回につき五円とする。
第三條 戸籍又は除かれた戸籍の謄本又は抄本の交付についての手数料は、一枚につき五円とする。一枚に満たないときも、同様である。
第四條 戸籍若しくは除かれた戸籍の謄本若しくは抄本の記載事項に変更がないことの証明又は戸籍若しくは除かれた戸籍に記載した事項に関する証明についての手数料は、一件につき五円とする。
届出若しくは申請の受理の証明書又は戸籍法第四十八條第二項(同法第百十七條において準用する場合を含む。)の書類に記載した事項の証明書の交付についての手数料は、一件につき五円とする。
附 則
この法律は、公布の日から、これを施行する。
法務総裁 鈴木義男
内閣総理大臣 芦田均
戸籍手数料の額を定める法律をここに公布する。
御名御璽
昭和二十三年六月一日
内閣総理大臣 芦田均
法律第五十一号
第一条 戸籍法の規定によつて納める手数料の額は、この法律の定めるところによる。
第二条 戸籍簿、除籍簿又は戸籍法第四十八条第二項(同法第百十七条において準用する場合を含む。)の書類の閲覧についての手数料は、一回につき五円とする。
第三条 戸籍又は除かれた戸籍の謄本又は抄本の交付についての手数料は、一枚につき五円とする。一枚に満たないときも、同様である。
第四条 戸籍若しくは除かれた戸籍の謄本若しくは抄本の記載事項に変更がないことの証明又は戸籍若しくは除かれた戸籍に記載した事項に関する証明についての手数料は、一件につき五円とする。
届出若しくは申請の受理の証明書又は戸籍法第四十八条第二項(同法第百十七条において準用する場合を含む。)の書類に記載した事項の証明書の交付についての手数料は、一件につき五円とする。
附 則
この法律は、公布の日から、これを施行する。
法務総裁 鈴木義男
内閣総理大臣 芦田均