第二條 印刷局醫ハ奏任官又ハ判任官ノ待遇トシ印刷局藥劑師ハ判任官ノ待遇トス
第三條 奏任官ノ待遇ヲ受クル印刷局醫ノ進退ハ奏任官ノ例ニ依リ之ヲ行ヒ判任官ノ待遇ヲ受クル印刷局醫及印刷局藥劑師ノ進退ハ內閣書記官長之ヲ專行ス
第四條 奏任官待遇ノ印刷局醫ノ數ハ四人以內トシ判任官待遇ノ印刷局醫ノ數ハ四人以內、印刷局藥劑師ノ數ハ三人以內トス
第五條 印刷局醫及印刷局藥劑師ノ官等等級ハ其ノ俸給額ニ應ジ別表第一號表ニ依リ文武高等官官等又ハ文武判任官等級ニ配當ス但シ同官等內又ハ同等級內ニ於テハ文武官吏ノ次席トス
第六條 印刷局醫及印刷局藥劑師ノ俸給ハ別表第二號表ニ依ル但シ月俸七十五圓未滿ノ者ニ限リ所定ノ最低額ヲ下ラザル範圍內ニ於テ適宜ノ金額ヲ定メ之ヲ給スルコトヲ得
第七條 奏任官ノ待遇ヲ受クル印刷局醫ニシテ一級俸ヲ受ケ五年ヲ超エ特ニ功勞アル者ニハ年額六百圓以內ヲ加給スルコトヲ得
判任官ノ待遇ヲ受クル印刷局醫又ハ印刷局藥劑師ニシテ一級俸ヲ受ケ五年ヲ超エ事務熟練優等ナル者ニハ月額三十五圓以內ヲ加給スルコトヲ得
第八條 奏任官ノ待遇ヲ受クル印刷局醫ニシテ七級俸以上ノ俸給ヲ受クル者又ハ判任官ノ待遇ヲ受クル印刷局醫又ハ印刷局藥劑師ニシテ五級俸以上ノ俸給ヲ受クル者ハ一年ヲ經過スルニ非ザレバ昇給スルコトヲ得ズ
第九條 俸給ノ支給ニ關シテハ高等官又ハ判任官ノ俸給支給ノ例ニ依ル