第二條 現役トハ現ニ軍務ヲ奉スル者修學ヲ命セラレタル者及待命者ヲ云フ休職停職ニ在ル者ハ現役ニ準ス
停職トハ其行爲懲戒ス可キコトアリ其情狀稍輕クシテ免官ニ至ラサルモ在職又ハ就職ヲ停メラルヽ者ヲ云フ但停職者ハ一箇年ノ後ニ非サレハ就職スルコトヲ得ス
第三條 豫備トハ年齡滿限ニ至ラスシテ左ニ揭クル事項ノ一ニ因リ現役ヲ退キタル者ヲ云ヒ其服役年期ハ現役年齡滿限マテトス
一 明治二十三年六月勅令第九十九號第三條ニ依リ現役ヲ退キタルトキ
二 休職ニ入リ二年ニ至リ就職セサルトキ但第二條第三項ノ第二ニ該ル者ハ此限ニアラス
第四條 後備トハ年齡滿限ニ至リ現役若クハ豫備役ヲ退キタル者ヲ云ヒ其服役年期ハ五箇年トス
第六條 准士官後備滿期ニ至リタルトキ又ハ傷痍疾病ノ爲メ永久服役ニ堪ヘスシテ現役又ハ豫備後備ヲ退キタルトキハ其官ヲ免ス