岡部長職 (第4版 [大正4(1915)年1月] の情報)
| 位階・勲等・功級 | 正三位、勳二等 | |
|---|---|---|
| 爵位・身分・家柄 | 子爵、舊泉州岸和田城主 | |
| 職業 | 貴族院議員 | |
| 性別 | 男性 | |
| 生年月日 | 安政元年十一月十六日 (1855) | |
| 親名・続柄 | 岡部長發の長男 | |
| 家族 | 妻 抵子 慶應三、四生、侯爵前田利爲養大叔母 男 長景 明一七、八生、從五位勳六等、外交官補、在英國大使館 婦 ヱツ 明二一、一一生、長男長景妻、男爵加藤高明長女 男 長剛 明二六、二生 男 長擧 明二七、三生 女 清子 明四、二生 女 榮子 明二八、九生 女 豐子 明三〇、二生 女 盈子 明三一、六生 | |
| 記述部分（略伝） | 當家は内大臣藤原鎌足の孫左大臣武智麿の末藤原時信の男維清の後裔にして十四代を經て左衛門尉正綱に至る正綱德川家康の麾下にありて軍功あり元和元年福知山に封せられ寬永十七年岸和田の城主となり行隆以下九世長寬に至り君其の後あ享く 君實は先々代從五位下美濃守長發の長男にして安政元年十一月十六日を以て生る幼より學を好み東西の學に通す明治二年岸和田藩知事に任せふる明治八年米國に留學し居ること七年更に英國ケンブリツヂ大學に學ひ歸朝す同十七年七月子爵を授けられ後ち同十九年公使館參事官に同年九月英國公使館附に同二十年外務次官に同二十四年特命全權公使に同二十三年貴族院議員に同三十年東京府知事に任せらる同三十年再び貴族院議員に選はれ現に其任にあり甞て第三次桂内閣に入りて司法大臣に親任せらる 家族は前揭の外四男長世（明三二、一二生）五男長量（同三四、八生）五女久子（同三六、四生）六男▲建（同三七、八生）八男長章（同四二、八生）孫長衡（大二、八生、長男長景長男）あり 長女鐘子（明九、五生）は東京府士族井上辰九郞に姉鎭子（嘉永三、八生）は子爵松平直德亡兄直致に養姉鎌子（嘉永五、三生）は子爵松平乘長先代乘命に嫁し從弟長美（安政二、二生、亡伯父長寬長男）は其妻と俱に分家し叔母楠（嘉永元、五生）は子爵牧野康強の母たり | |
| 住所・電話番号 | 東京、本鄕、金助町二 電話下谷四〇〇九 | |
| 参照人物（親類） | 侯爵前田利爲、子爵松平直德、子爵松平乘長、子爵牧野康強、男爵加藤高明、井上辰九郞、※公爵二條基弘、※伯爵前田利同、※子爵前田利鬯 | |
| 参照次数 | 9 (※なし6) | |
| 読み | おかべ ながもと | |
| 別名 | ||