危険ドラッグは重大な健康被害や死亡事故を引き起こし、使用者本人や家族に深刻な影響を与えている。また、危険ドラッグの売買で不当な利益を得る悪質業者が横行している状況を踏まえ、危険ドラッグによる保健衛生上の危害防止を図るため法改正を行う。主な改正点として、指定薬物と同等の精神毒性を有する疑いのある物品への検査命令・販売停止命令の対象拡大、広域的規制が必要な物品の製造・販売等の禁止、違法広告への対策強化、プロバイダー等への情報送信防止措置要請、啓発活動の推進、関係機関の連携強化、依存症患者への支援体制整備などを実施する。
参照した発言:
第187回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号