牛海綿状脳症の発生など食の安全を脅かす問題が発生する中で、消費者保護を重視した食品安全行政の確立が求められている。また、食品安全行政に関する関係閣僚会議において、内閣府における食品安全委員会の設置、リスク管理体制の見直し、食糧庁組織の廃止等が決定された。これらを踏まえ、農林水産省組織の改革再編を行うため、農林水産物の生産過程における食品としての安全性確保に関する事務の明確化、食糧庁及び食糧事務所の廃止、地方農政事務所の設置等を内容とする法律案を提出することとした。
参照した発言:
第156回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
食糧庁 |
任務及び所掌事務(第二十四条―第二十六条) |
地方支分部局(第二十七条・第二十八条) |