学校教育の成否は教員の資質能力に大きく依存しており、教育改革推進における教員の資質向上は重要課題である。特に新学習指導要領のもと、基礎基本の定着や自ら学び考える力の育成、確かな学力の向上、心の教育の充実を図るためには、教諭等にこれまで以上の指導力が求められている。このような観点から、教諭等としての在職期間が十年に達した者に対し、個々の能力や適性等に応じた研修を制度化するため、本法律案を提出するものである。
参照した発言: 第154回国会 衆議院 文部科学委員会 第10号