我が国農業の持続的発展には効率的かつ安定的な農業経営を担う人材の育成・確保が不可欠であり、新規就農の促進が重要課題となっている。これまで青年等への無利子の就農支援資金貸付等により新規就農者は増加傾向にあるが、農業の担い手の減少・高齢化を踏まえると依然として不十分な状況である。また、他産業からの離職就農者や農家子弟以外の新規就農者の増加など就農ルートが多様化しており、これらに対応した施策推進が求められている。このため、新規就農者に対する支援措置の充実を図るべく本法案を提出するものである。
参照した発言:
第147回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号