中小企業信用保険制度は、中小企業者の信用力・担保力を補完し事業資金の融通を円滑にすることを目的としている。近年、中小企業は資金需要の大口化に加え、景気低迷による売上減少で資金繰りが悪化する一方、資産価値下落により信用力・担保力が低下している。このため、中小企業者の資金調達円滑化を図るべく、普通保険の付保限度額を1.2億円から2億円へ、無担保保険を1500万円から2000万円へ、特別小口保険を450万円から500万円へ引き上げる。また公害防止保険を2000万円から5000万円へ、エネルギー対策保険を1億円から2億円へ引き上げることを提案する。
参照した発言:
第126回国会 衆議院 商工委員会 第12号