東芝機械の不正輸出事件を契機として、我が国の産業・技術の発展及び国際社会における責任の増大に伴い、国際平和と安全を脅かす違法な貨物輸出や技術提供が、対外取引と経済発展を阻害するおそれが強まっている。このような事態に対応するため、違法な貨物輸出及び技術提供に関する罰則・制裁を強化する必要がある。具体的には、特定技術の提供等に関する規制の明確化、違反者への取引禁止措置、立入検査場所の拡大、外務大臣との連携強化、罰則の強化などの措置を講ずるものである。
参照した発言:
第109回国会 衆議院 本会議 第10号