循環器病は中高年齢層の増加に伴い有病率が上昇し、昭和50年の死亡者数は約30万人で国民総死亡の43%を占めるに至った。しかし、早期検診方法や適確な治療方法、効果的な予防方法が確立されていない現状を踏まえ、国の責任において総合的な機関として国立循環器病センターを設置し、循環器病に関する診断・治療、調査研究、技術者の研修を推進する。また、医務局の事務に国立循環器病センターに関することを追加するなどの必要な改正を行う。
参照した発言: 第80回国会 衆議院 内閣委員会 第1号