科学技術の発展と社会の複雑化を背景に、高等教育の拡充と学術研究の高度化が求められている中、優れた教育・研究者と高度専門職業人の養成のため、大学院の整備充実が重要課題となっている。1974年3月の大学設置審議会答申を受け、同年6月に大学院設置基準を制定したが、独立大学院制度の創設等、法改正を要する重要事項が残されている。これらの事項を中心に大学院制度の一層の整備を図るため、本法律案を提出するものである。
参照した発言: 第75回国会 衆議院 文教委員会 第6号