中小企業信用補完制度は、2兆3千億円を超える保険規模に達し、中小企業の事業資金融通に重要な役割を果たしてきた。しかし、急速な環境変化により、現行制度では中小企業の資金需要に十分対応できない状況が生じている。そこで、普通保険の限度額を中小企業者一人当たり2,500万円から3,500万円へ、組合は5,000万円から7,000万円へ引き上げる。また、特別小口保険の限度額を80万円から100万円に引き上げる。さらに、公害問題への対応として、公害防止保険のてん補率を70%から80%に引き上げ、公害防止資金融資の円滑化を図る。
参照した発言:
第71回国会 衆議院 商工委員会 第18号