近年の人口・産業の都市集中による市街地拡大と都市環境悪化に対応するため、立ち遅れている下水道の整備促進が急務となっている。従来、公共下水道の管渠と終末処理場の建設は建設省と厚生省に所管が分かれていたが、下水道事業の進展に伴い、これを一体化して強力に推進する必要が生じている。そこで、終末処理場の維持管理に関する事項以外はすべて建設省の所管に改め、終末処理場の維持管理が公衆衛生に重大な影響を及ぼすことを考慮し、その適正を期するための措置を講ずることとした。
参照した発言:
第55回国会 衆議院 建設委員会 第6号