国民の間で現行の祝日以外に祝日を加えたいという要望があり、これまでも国会で法改正案が提出されてきた。政府は、建国記念の日(2月11日)、敬老の日(9月15日)、体育の日(10月10日)の3つを新たな祝日として加えることを提案する。建国記念の日は建国への思いと明治以来の伝統を尊重し、敬老の日は高齢者への感謝と老後の安定を願い、「としよりの日」や老人福祉法の規定を考慮して設定。体育の日はスポーツを通じた健康な社会の実現を目指し、スポーツ振興法の規定と東京オリンピック開会式の日を記念して定めた。
参照した発言:
第51回国会 衆議院 本会議 第41号
建国記念の日 |
政令で定める日 |
建国をしのび、国を愛する心を養う。 |
敬老の日 |
九月十五日 |
多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う。 |
体育の日 |
十月十日 |
スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう。 |
建国記念日審議会 |
内閣総理大臣の諮問に応じて建国記念の日となるべき日について調査審議すること。 |