重油ボイラーの設置の制限等に関する臨時措置に関する法律案は、近年の石油消費の急増に対応するための法案である。日本のエネルギー資源は石炭と水力が中心で、石油の自給度は極めて低い。石油消費の増加は国際収支の負担を増大させ、国内エネルギー資源の合理的利用を阻害している。そこで、エネルギー自給度向上と国際収支改善のため、重油ボイラーの新設・改造を制限し、既設のものについても使用量削減や他のボイラーへの改造を指示できるようにする。一方で、農林水産業など重油が不可欠な分野への供給確保も図る。これらは、国内燃料の供給が確保されるまでの10年以内の臨時措置として実施する。
参照した発言:
第22回国会 衆議院 商工委員会 第22号
石油及び可燃性天然ガス資源開発審議会 |
石油及び可燃性天然ガス資源の開発に関する重要事項を調査審議すること。 |
石油及び可燃性天然ガス資源開発審議会 |
石油及び可燃性天然ガス資源の開発に関する重要事項を調査審議すること。 |
重油ボイラー規制審議会 |
重油ボイラーの規制等に関する重要事項を審議すること。 |