1925年度の異常な風水害により、農業共済再保険特別会計の農業勘定で再保険金の支払いが増加し、7億1,787万5千円の財源不足が発生した。この不足分について、農業共済再保険特別会計法では借入金による補填が可能だが、均衡財政の観点から一般会計からの繰入金で補填することとした。なお、将来農業勘定の経理状態が健全化し剰余金が生じた場合は、再保険金支払基金勘定への繰入分を除き、一般会計へ繰り戻すことを定めている。
参照した発言: 第13回国会 衆議院 大蔵委員会 第26号