戦後、船舶運営会による統制が解かれ民営化されたが、内航貨物の激減により約90万重量トンの過剰船腹が発生している。朝鮮事変による需要増も限定的で、現在支給されている繋船補助金も一時的な対策に過ぎず、将来的に打ち切りが予定されている。このまま放置すれば海運企業の財政が危機的状況となり、外航適格船の整備も困難になる恐れがある。そこで過剰船腹問題を解決し、内航海運事業の正常化と国際海運参加への基盤を整えるため、戦時標準型船舶および船齢30年以上の老齢船を政府が買い入れ、解撤する制度を創設する必要がある。
参照した発言:
第8回国会 衆議院 運輸委員会 第5号
| 船舶の区分 | 買入価格 |
| 総トン数五千トン以上の船舶 | 四千六百六円に当該船舶の総トン数を乘じて得た金額 |
| 総トン数五千トン未満二千トン以上の船舶 | 七千三十七円に当該船舶の総トン数を乘じて得た金額。但し、その金額が二千三百三万円をこえることとなるときは、二千三百三万円 |
| 総トン数二千トン未満の船舶 | 八千八百九十円に当該船舶の総トン数を乘じて得た金額。但し、その金額が一千四百七万四千円をこえることとなるときは、一千四百七万四千円 |
| Classification of Vessels | Purchasing Price |
| Vessel of 5,000 G/T or more | Sum obtained by multiplying \4,606 by the gross tonnage of the vessel. |
| Vessel of 2,000 G/T or more but less than 5,000 G/T | Sum obtained by multiplying \7,037 by the gross tonnage of the vessel. In case, however, the sum thus obtained exceeds \23,030,000, \23,030,000. |
| Vessel of less than 2,000 G/T | Sum obtained by multiplying \8,890 by the gross tonnage of the vessel. In case, however, the sum thus obtained exceeds \14,074,000, \14,074,000. |